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Vict.426 ページ26

勝「…いいよ。許したげる」



そう言って、勝利くんの身体が離れた。




A「え…」



予想外の事に、思考回路が停止する。




勝「Aちゃんにしては、なかなか上出来。…それとも、期待した?(笑)」



満足げに微笑む勝利くん。




A「っ、からかったの…!?」



勝「からかったんじゃなくて、言わせたかったの(笑)」



…どっちも同じじゃん…!!




勝「――Aちゃんってやらしいんだね(笑)」




A「…っ!」



言い返せないのが、たまらなく悔しい。



だって、その通りだから。




勝「…でも本当は、それだけじゃないんじゃないの…?」



A「え…?」



勝「腰、揺れてたよ?(笑)」



A「っ!」




勝利くんには、何もかもバレてる。




勝利くんが、悪戯に身体を触るから…。




勝「俺のせい、だよね?」



A「わかってるなら聞かないでよ…」



勝「…ごめん(笑)でも、俺も止まらなくなりそうだった」



A「え?」




切なげな勝利くんの瞳に、吸い込まれそう。




勝「…俺だけじゃなく、Aちゃんも求めてくれてるんだ…って思ったら、何か嬉しくて――」



A「勝利くん…」




そんな優しい目で見つめられたら、


何も言えなくなる。



もっと、触れたくなる。




たまらず、勝利くんの唇にキスを落とした。




驚く勝利くんに構わず、今度は深く口付ける。




自分でも大胆な事をしてるのはわかってる。



だけど…止められなかった。




勝「っ…」



勝利くんも私を求めるように、キスに応えてくれる。



それだけで、心から満たされていく――。





勝「ご褒美」



A「え…?っ、あ…!」




勝利くんの手が胸元に伸び、


カッターシャツのボタンを開けていく。




…からかっただけじゃなかったの?





勝「下着……可愛い」



A「や…っ、見ないでっ…」



開いた胸元を隠せば、勝利くんは妖しく微笑む。




勝「直接、触って欲しいんでしょ?(笑)」



A「っ!……ばかっ」



またしても、勝利くんは意地悪する。




勝「バカって(笑)でも、そんなAちゃんもすごく可愛い」




A「あっ…!」



ホックを外さないまま、


少し強引に下着をたくし上げられた。




胸が外気にさらされると同時に、


勝利くんの両手によって包み込まれる。




勝「…柔らかい…」




そんな呟きにさえ、身体が疼いてしまう。

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セーラ - 前にこの作品を読んだ時12シリーズまであったのですが削除されてますか?確認お願いします! (2020年7月23日 22時) (レス) id: 9ffba0b2d2 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 更新お願いします! (2017年7月7日 0時) (レス) id: 9250739760 (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 最初から読み返して見てぐっと恋人ぽくなってるのにまだまだ初々しい主人公が可愛いです。体育祭の本番どうなるかが楽しみです(^^)今後の展開を楽しみにしてます! (2017年7月5日 18時) (レス) id: b699f5b710 (このIDを非表示/違反報告)
とむろ(プロフ) - この作品とても好きです。なので、更新とても楽しみにしています! (2017年7月1日 16時) (レス) id: a233eeddf4 (このIDを非表示/違反報告)
そなた(プロフ) - 更新ありがとうございます!!:-) (2017年6月16日 14時) (レス) id: 29779a9a59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りん | 作成日時:2016年12月15日 17時

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