復職 ページ3
「A…そろそろだぞ」
ミンソクオッパに声をかけられ、慌てて時計を
見ると、約束の時間はとっくに過ぎていた。
「あぁ、まずい！」
デスクに広げていたものをかき集め、私は
足早に部屋を出た。誰にも会わないよう、
慎重に経路を選択してビルを出る。
もうすぐ2PMが事務所に来る。
空港から現場に直行していた彼らがここに来る
前に私は速やかに去るのが決まりだから。
「2PMと関わりを持たないこと」
それが、私がJYPに残るための条件だった。
事件から数週間の謹慎を経て、私は復帰した。
ジュノに関する部分を上手に省いて、
「私と櫻木さんの事件」
として社内に説明がなされていたらしく、社内
には私に同情する空気が流れていた。
「大変だったんだね」
「相手の人を裏切った婚約者にAが
似てたって聞いたよ」
「遠距離恋愛で恋人に裏切られて以来、
執着心の強い人になったって話だったけど」
「前の彼女ともトラブって別れたみたいよ」
嘘かホントか分からない情報も含め、様々な
話が飛び交っていけど、ジュノの名前はただの
1度も耳にはしなかった。一体ミンソクオッパは
どんな話をみんなにしたんだろう？
しかし、一般社員はそれで良くても、上の人に
それは通用しなかったと思うし･･･当然このまま
私が残ることに、会社は難色を示していたに
違いない。
そこをミンソクオッパとジウンオンニが何とか
とりなしてくれ、私はここに居る。2PM関連の
仕事は間接的なものに限定し、会う、連絡する
などの物理的接点も無くすことで、とりあえず
納得してもらう事は出来たらしい･･･。
ずっと日本に居たジウンオンニには、改めて
練習生時代から私とジュノの間にあったことを
全て伝えた。オンニは、せいぜい仲のいい友達
くらいに思っていたらしく、絶句していた。
「ねぇA･･･
これから2PMは、どんどん伸びるよ？
活動の場所もアジア全土になるだろうし、
いずれはアメリカも･･･って会社は計画して
るんだけど」
「･･･ 彼らが世界に羽ばたくのは私の夢です」
「個人の活動も広げていくよ？
ジュノは演技への欲もあるみたいだし」
「はい、本人から聞いてます」
「冷静に、やっていけるの？」
「はい、勿論」
「メンバー全員の家族として、一緒に歩いて
いける？独占欲も嫉妬も許されないよ？」
「覚悟の上です」
「…そう。」
オンニは、ため息をついた。
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もも(プロフ) - 続きが読みたいです^o^2人が幸せになるところお願いします！ (2023年1月12日 19時) (
レス) @page15 id: 4a73e55a09 (このIDを非表示/違反報告)
lovey(プロフ) - このわちゃわちゃ感とメンバー愛^ ^よいですな〜(＞_＜) (2015年3月1日 19時) (レス) id: b2ca206980 (このIDを非表示/違反報告)
morma(プロフ) - loveyさん» そんなに入り込んで貰えるなんて…私が泣きそうです・゜・(ノД`)・゜・ (2015年1月6日 1時) (レス) id: 5dda620dd1 (このIDを非表示/違反報告)
lovey(プロフ) - やーん(＞人＜;)もう大好き大好きー！ヌナに入り込んで読んでたら涙出ちゃいました。。ジュノぉーー（≧∇≦） (2015年1月5日 18時) (レス) id: b2ca206980 (このIDを非表示/違反報告)
morma(プロフ) - loveyさん» お待たせしすぎました！年またいじゃったし(;^_^Aでも、そろそろジュノとラブラブしたいです、私も← (2015年1月4日 22時) (レス) id: 5dda620dd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：morma | 作成日時：2014年4月21日 20時
