ヒョンの話（ジュノ） ページ25
「Aを、2PMスタッフから
外そうと思う」
そう告げられたのは、Aが
目を覚ましてすぐのこと。
ナースステーションに声をかけた所で、
ミンソクヒョンに会い、
病院の片隅の談話室で、俺はその話を聞いた。
「Aを外すって･･･、何でですか」
「今回の事件のことは、警察にも通報した。
Aが関わっていることを隠すのは
難しいだろう。警察の聞き込みが入れば
話はハリオラの内にも広まるだろう？」
「でも、Aは何も悪くないんです！」
「全員に事情を説明するわけにも行かない以上
いろいろ詮索はされて傷つくのはAだ」
「･･･」
「それに、万が一お前の名前が出たら、これは
即アウトなんだよ」
ヒョンはあくまでも淡々と話した。
「2PMの日本デビューの計画が狂ったのは
Aと関わりを長く持ちたいと考えた
櫻木が勝手にやったことになってる･･･でも
誰かが責任を追わないと収拾がつかない」
「だからAが責任を負うんですか」
「形式上、仕方ない。それに、人目につかない
方が周りも早く忘れるはずだ」
「でも。Aは被害者なんですよ！」
「何で分からないんだ！」
いつもよりも強い口調で言葉を遮ったヒョン。
「じゃ、お前が責任取るって言うのか！？
Aがケガしたのも、2PMのデビューが
狂ったのも全部Aとジュノと付き合って
たせいです、って公表するのか？」
俺の胸ぐらを掴んでヒョンがそう言った。
「そんなことして、いいことあるのか？
そんなのお前の自己満足でしかない！
お前はそれで責任取った気になるだろうが
他のメンバーはどうなる？お前たちのために
働いてきたスタッフはどうすりゃいい？」
強い視線に耐えられず、俺は目をそらした。
「本当は…お前とAの仲を黙認してきた
俺にも責任がある。でも今この状態で、俺が
抜けるわけにはいかない。だから時期を見て
責任を取るつもりだ」
「ヒョン、ヒョンは居なきゃJYPEじゃない･･･
居てください、俺達2PMのそばに･･･」
「ジュノ･･･その言葉はそのままお前に返すよ。
お前が抜けたら2PMは2PMじゃなくなる。
これは、もうお前一人の問題じゃない。
事務所全体に関わることなんだ。
今は2PMが、JYPを支えてると言っていい。
お前たちがこけたら、会社も終わりなんだ」
「・・・」
「JYPとAを守るためなら俺はなんだって
やる。恨まれても憎まれても」
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moruma(プロフ) - leveyさん» いつもありがとうございます。年度末〜時間がとれず！創作意欲が減退しちゃってました。まだボチボチ書いていきます。よろしくお願いします！ (2014年4月21日 7時) (
レス) id: 35090915ff (このIDを非表示/違反報告)
levey - 私もまっておりました(^^)続きが楽しみです！ (2014年4月21日 6時) (レス) id: b2ca206980 (このIDを非表示/違反報告)
moruma(プロフ) - あにぴさん» 完全に更新止まってましたからね…待っていたと言ってくださってありがとうございました！また、ゆっくり書き始めますのでよろしくお願いします！ (2014年4月20日 19時) (レス) id: 35090915ff (このIDを非表示/違反報告)
あにぴ(プロフ) - はじめまして！お話しをお待ちしてました^^ ジュノ君辛い時期ですが、これまで沢山の試練を乗り越えてきた二人大丈夫！愛の力は強いんだから‥これからも応援してます＼(^o^)／ (2014年4月20日 14時) (レス) id: 957d559f2b (このIDを非表示/違反報告)
lovey - 悲しいけどオッパの言うことはもっともですね(TT) (2014年2月15日 17時) (レス) id: 07ca5bb71c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：morma | 作成日時：2013年11月12日 1時
