人間カノジョ kr.Ver （ﾘｸ） ページ4
しろへびさん友情出演(口調捏造)
「これがクラレ君がご執心な人間？」
「まぁね。可愛いだろ。毎日掃除に来てくれるんだ。」
「お前のことだ神隠しとかしかねんな。」
「今考え中だよ。」
「あまり派手なことするなよ。」
「分かってるさ」
そう言ってしろへびは去った。
さてどうしようか。と思っていると
彼女が社に近づいてきた。
中を覗く姿さえもが愛らしい。
中に入るのを迷っているのかウロウロとしている。
そしてピタリと立ち止まれば決心したように手を伸ばす。
「わざわざ来てくれるなんて。もうこれは相思相愛でいいよね。」
彼女が扉を開けた時僕は手を伸ばして彼女を引き入れた。
気を失った彼女を抱きしめて、頭を撫でる。
「本当に可愛い子だ。君はずっと僕のそばにいてもいいよ。」
すぐに気がついた彼女は混乱する。
「ここは、どこですか？」
「僕の社の中だよ。」
「すみません！勝手に入って！今でます！！」
そう言って出口走って出ていこうとする彼女は扉に手をかけたが何かを察したように立ちどまる。
「扉に鍵が」
「そうだね。君はもう外の世界に出る必要は無いからね。」
「帰らなきゃ行けないの。」
「帰らなくたっていいさ。僕の元にずっと居たらいいよ。」
「帰して」
「それは出来ないよ。」
ゆっくりと彼女に近づく、きっと弧を描く口をしているのだろう。やっと手に入った彼女が愛らしくてしかたない。
だから頬を撫でて腰を抱き寄せた。
「君は僕の下僕になってずっと一緒に暮らすんだ。いいね」
「いや……帰して」
「さぁ巫女の誓いを契ろう。」
手を滑らせて顎に添える。
顎を持ち上げ口をこちらに向かせて。そっと接吻を交わす。
最初は淡白に細かく離し、最後は濃厚に深く長く。
僕の胸板を押す手も弱くなった頃。
僕は銀の糸を引いて口を離した。
蕩けた顔の君は愛らしくて口の端がさらに上がる。
「さぁ奥においで。もっと楽しもう。」
幾夜をこえれば彼女も僕に従うようになった。
今では僕の膝の上で力なく僕に身を預けている。
撫でれば笑みを零し、キスをすれば首に腕を首にまきつける。
僕好みの巫女服いつもはだけていた。
「君の神隠し事件で世間は騒がしい。なんとも奇妙な心境だね。彼らが必死に探してるものは僕の膝の上で喉を鳴らしているなんて。」
「関係ないです。クラレ様のそばにいられれば」
「素直な君、好きだよ。」
君を渡すものか人間なんかに…
心を操ろうとも、僕は君を離さない。
詐欺師カレシ chi.Ver→←神様カレシ kr.Ver（ﾘｸ）
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ケントゥム - 憑き物って「トワイライトプランク」ですよね！！気付いたときめっちゃくちゃ嬉しかったです！！ (2022年7月22日 10時) (
レス) id: 3dc9f6a52b (このIDを非表示/違反報告)
卍エシラ(プロフ) - 紅覇さん» ありがとうございます！ (2020年5月2日 21時) (レス) id: 62414ec622 (このIDを非表示/違反報告)
紅覇 - 悲しすぎて胸の奥がキューってなりました。これからも頑張ってください！！ (2020年5月2日 14時) (レス) id: 6f781d8dfc (このIDを非表示/違反報告)
卍エシラ(プロフ) - 雪鈴さん» これが書きたくて仕方なかったので長くなってしまいました (2020年5月2日 13時) (レス) id: 62414ec622 (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - ……鬱先生、哀しすぎる…ついウルッと来てしまった…｡ (2020年5月2日 13時) (レス) id: 19448fa7ba (このIDを非表示/違反報告)
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