ウルトラマンコスモス・ムサシの妹は癒しの歌姫 (ページ50)

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エピソード7 ページ50

ヒウラ「どうした?フブキ」

また怪獣が現れたのかと思い、ヒウラは急いでフブキの元に駆け寄る

フブキ「カツオは――」

ヒウラ「ん?」

フブキ「やっぱ、たたきがベストですね」

どうやら丸焼きはどうなんだ?と思い、司令室のパソコンでカツオのベストな食べ方を調べていたらしい

ヒウラ「そ、そうか。よし、じゃあたたきでいこう!」

その言葉にフブキは小さくガッツポーズする

ミク「あれ?手紙がある。『コウジへ』、えっと……ドイガキ隊員宛て、ですね」

そう言ってミクは入っていた手紙をドイガキに渡す

ドイガキ「あ、親父の字だ。ははぁ、さては今回の僕の活躍を知って見直したかな?」

期待に胸を膨らませて封筒を開けるとその中には一枚の紙が入っており、たった一言――『へたくそ』とだけ書かれていた

ドイガキ「くー!親父のやつ～!こんなもん!」

アヤノ「あー!やめて!」

父親の手紙に怒ったドイガキがカツオの入った箱を投げようとするが、皆が全力で止めるがバランスを崩して箱はドイガキの手から落ちる

皆「あぁぁぁっ!」

ミク「えいっ!」

しかし、ミクが間一髪で箱をキャッチした

ムサシ「ナイスキャッチ、ミク……」
フブキ「よくやったぞ……」

ミク「間一髪だった……。ダメですよドイガキ隊員。いくら……ムカついたからって……物に八つ当たりは……」

ドイガキ「ご、ごめん……」

―その日の夜

『ドイガキ隊員。チームEYESの頭脳だが父親と不仲。ただし今回の出来事で多少は解消できた模様』

ミク「さて、次は……」

自分の端末に仲間達の事を書き終えると今度は別のファイルを開き、数分間、キーを叩く

―数分後

ミク「こんなものかな?明日は電流で怪我したモグルドンの為に癒しの歌を歌ってあげないといけないし、もう寝ようっと」

そう言ってミクはベットに潜り込み、就寝した

―――――
地球に飛来した3つの不思議な流星。それは、はるか宇宙からのプレゼント。
この流星から小さな怪獣ミーニンが現れた。さっそく子供達の人気者になるが、そこにミーニンそっくりの大怪獣ガモランが出現!

【次回・空からのプレゼント】