エピソード6 ページ49
コスモスは戦いの構えを取り、モグルドンに向かっていくが、相手はお腹の模様を見せるように移動する
そして体をユラユラと揺らすとその模様がいくつもあるように見え、コスモスは頭がふらついていく
―バシッ!
コスモス「ウワアッ!」
―バシッ!
コスモス「ウオオッ!」
お腹の模様で頭がふらついている隙にモグルドンは尻尾で何度もコスモスを叩く。しかしコスモスもやられっぱなしでいるはずもなく……
コスモス「イヤアッ!」
―ガシッ!
コスモス「フッ!ハアッ!」
モグルドンの尻尾を掴み、おもいっきり引っ張ってこかした
モグルドン「キューキュー」
ミク「あっ、可愛い」
予想外の反撃を受けたモグルドンは潜って逃げようとするが、コスモスが背中を掴んで引っ張り、それを阻止する
しかし、その尻尾が首に、体にと巻き付いてコスモスの動きを封じる。しかもカラータイマーまで鳴り始めてしまった
コスモス「フウッ!」
するとコスモスは尻尾の先端と巻き付いている尻尾の一部を持ち、モグルドンの周囲をグルグルと回り始める
体に巻き付いていた尻尾はモグルドンにしっかりと巻き付け……
コスモス「フッ!」
―ドンッ!
最後にモグルドンの背後でおもいっきり地面を踏んで揺らすと絶妙なバランスで立っていたモグルドンは倒れてしまった
コスモス「ハアッ。ハアァァ」
モグルドン「グゥ〜グゥ〜」
そしてコスモスは倒れたモグルドンにフルムーンレクトを放ち、大人しくさせる
フルムーンレクトを浴びて大人しくなったモグルドンは寝てしまい、コスモスは後は頼むというように2号機を見る
コスモス「シュワッ!」
それに対してフブキとシノブはサムズアップし、コスモスは空へと消えていった
その後、モグルドンは無事に鏑矢諸島へと搬送され、その様子をニュースで見ていたドイガキの父は若干嬉しそうに酒を飲んでいた
―数日後・トレジャーベースに届け物が来た。中身は高級魚であるカツオだった
ドイガキ「じゃーん!」
ムサシ「これってカツオですか?」
ドイガキ「そ。土佐沖産のプリプリもプリプリよ。実家から送ってきたんだ」
アヤノ「すごーい。1匹丸ごとなんて初めて見た」
ドイガキ「でしょ、でしょ」
シノブ「買ったら高いわよ、これ」
ドイガキ「でしょ、でしょ」
ヒウラ「よし、じゃあ今夜はカツオの丸焼きといこう!」
4人「丸焼き?」
ヒウラ「うむ」
フブキ「キャップ!」
4人がヒウラの言葉に驚いていると、フブキが大声でヒウラを呼ぶ
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