検索窓
今日:27 hit、昨日:26 hit、合計:4,851 hit

エピソード4 ページ47

ドイガキ「マーカーショット、発射!」

ムサシ「ターゲット捕捉、2号機、データを送ります」

3号機から発射されたマーカーショットは見事モグルドンに命中し、2号機へデータを送る

シノブ「サンキュー、ムサシ。こちらもターゲットを確認」

フブキ「今度は逃がすか!マイクロウェーブ照射!」

するとマイクロウェーブに反応したモグルドンがシッポを地上に出してきた

フブキ「ドイガキ、後は任した!」

シノブ「頼んだわよ、ドイガキ隊員」

ムサシ「ドイガキさん、ガンバッ!」

しかし、操縦桿を持つドイガキの手は震えており、飛行訓練の事を思い出す。するとシッポが3号機に向かってくると……

ドイガキ「わっ!」

何とか避けはしたが、そのまま逃げていってしまう

シノブ「ドイガキ隊員!」

フブキ「待て、逃げるな!」


アヤノ「テックサンダー3号、オペレーション・エリアより離脱?」

ヒウラ「何を考えているんだ、あいつは!」


ドイガキ「あちゃ〜」

ムサシ「どうしたんですかドイガキさん」

すると何を思ったのか、携帯電話を取り出して電話をかける

ムサシ「どこにかけてるんですか?」

ドイガキ「もしもし、親父?」

ムサシ「実家?」

ドイガキ「コウジだけど……一本釣りのやり方教えてくれ」

その言葉にムサシはガクッとうなだれる

ムサシ「何やってるんですか?こんな時に…」

ドイガキ「こんな時だからかけてんだろ!もしもし、もし……」

―ブツッ!ツーツー…

ドイガキ「切りやがった。チキショー、親父のやつー!ムサシ、お前かけてくれ」

何と今度はムサシに実家にかけるように頼んでくるドイガキ

ムサシ「え。ぼ、僕ですか?」

ドイガキ「おう」

その時、携帯の着信音が鳴り、それに出ると…

ドイガキ「もしもし?母ちゃ〜ん」


母親「ええかえ?もう一度言うき。引いたら緩めろ。相手の力に合わせて、いなせ。そうやろ、お父さん」


ドイガキ「分かった。母ちゃん、ありがとう。よっしゃあ!」

ムサシ「うわっ!」

一本釣りのやり方を得たドイガキは3号機を再び作戦エリアへと向ける


ミク「あっ、3号機が……オペレーション・エリアに復帰……」

ヒウラ「心配させやがって」


ドイガキ「すみませんでしたキャップ。もう一度、もう一度だけトライさせて下さい」

ヒウラ『分かった、頼むぞ』

ドイガキ「はい!」

ドイガキ「見ちょれよ、親父〜!」

そして3号機は限界まで近づき、シッポのつけ根にケーブル弾を発射する

ムサシ「やった!ナイスヒット!」

エピソード5→←エピソード3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カオスカラミティ | 作者ホームページ:何それ。  
作成日時:2021年3月10日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。