エピソード2 ページ45
ドイガキ「それでは作戦を発表します。まずは、地表近くに現れたモグルドンをテックサンダー3号装備のマーカーショットで捕捉、と同時に2号機が上空から高出力のマイクロウェーブを照射して追い込みます」
フブキ「でシッポはどうする?ボヤボヤしてるとあのシッポに叩き落とされるぞ」
ドイガキ「狙いはそのシッポさ。地上に出てきたシッポにケーブル弾を撃ち込み、ワイヤーでそのまま胴体を釣り上げるんだ」
アヤノ「魚みたいに、ですか?」
ドイガキ「そ。テックサンダー随一の馬力を誇る3号機のハイパワーをもってすれば、成功間違いなし!題して“怪獣一本釣り作戦”。キマッたー」
カッコよく決まった事に喜んでいるドイガキは置いといて、ヒウラを見る一同
ヒウラ「ま、それしかないか」
するとキャップは立ち上がり、ドイガキを呼ぶ
ドイガキ「は、はいっ!」
ヒウラ「お前に任せた」
ドイガキ「はい!」
ヒウラ「テックサンダー3号はお前が操縦するんだ」
その言葉にドイガキは慌てる
ドイガキ「いや。いやいやいや、僕はですね。あの、作戦の立案者としてですね…」
ヒウラ「言い出しっぺがする。それがEYESのルールだ」
それだけ言うとヒウラは司令室から出ていった
ドイガキ「EYESのルールって、初めて聞きましたよ。そんなルール。ね?」
シノブ「目標があると燃えるわね」
ドイガキ「燃えるわねって…。お願いミク、作戦時には君が3号機に乗って!3号は君の専用機だし!ね?」
ミク「ドイガキ隊員……死なない程度にガンバです!」
ムサシ「いや、だから普通に『ガンバ!』で良いから……(汗)」
フブキ「お前の妹、天然か?」
ムサシ「多少……(汗)」
その後、ドイガキは“怪獣一本釣り”作戦の為に3号機に乗るが……
ドイガキ「うわあああ!あぁ〜」
シノブ「40点ってとこね。はい、もう1回」
ドイガキ「りょ、了解」
なかなか上達しなかった
ドイガキ「うおぉ〜!」
そして休憩時間に入ったドイガキはトイレでダウンしていた
ムサシ「あ、ドイガキさん。飛行訓練終わったんですか?」
しかし、ドイガキからの返事はない。不思議に思ったムサシだが……
ドイガキ「ううっ!」
不意にドイガキは口をおさえて再びトイレに入る。どうやら先ほどの訓練で酔ってしまったようだ
その後、体調が落ち着いたドイガキはイスに座り、ムサシはドイガキに飲み物を買ってきた
ムサシ「はい」
ドイガキ「サンキュ」
ムサシ「飛行訓練で酔ってどうするんですか?」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
