【第6話・怪獣一本釣り】 ページ43
モグルドン 登場
――――
とある場所にある港町にて
女性「お父さん、テックサンダーって知っちゅう?」
男性「何やそれ?」
女性「なんか今日は飛行訓練の日みたいでね。あの子、苦手な3号機ゆうがに乗らんといかんみたいなのよ」
男性「そんな事、何でお前が知っちゅうがな」
女性「え?そりゃその……」
女性は男性の疑問にしどろもどろになり、別の場所に向かった。それを見て男性は確信した
男性「あのアホ。何、泣き言言いよらぁ」
その時、飛翔音が聞こえてそちらを見ると、今話題に出てたテックサンダー3号機が飛んでいた
―3号機内
ドイガキ「わあぁ!操縦不能!アンコントロール!」
そして3号機はおもいっきり上昇し…
ドイガキ「ダメだ!落ちる〜!うわああ〜!」
その後、おもいっきり下降していった。それを見たシノブはため息を吐きながらオートパイロットのスイッチを入れた
その後、飛行訓練は終了し、トレジャーベースに帰還した
シノブ「え〜。本日の飛行訓練、ドイガキ隊員の評価 0点」
アヤノ「しかし不思議ですよね?1号機や2号機は何とか乗りこなしてるじゃないですか。どうして3号機だとダメなんです?」
ドイガキ「苦手意識ってやつかなぁ…」
フブキ「全く、リーダーが自動操縦にスイッチングしたから、良かったものの」
ヒウラ「ま、苦手意識は克服せんとな」
そう言ってヒウラはシノブの方をチラッと見ると、シノブはコクリとうなずく
シノブ「ドイガキ隊員は今日から1日3時間の飛行訓練をすること、良いわね?」
ドイガキ「3時間も…」
シノブ「大丈夫。私がみっちり鍛えてあげるから」
ドイガキ「ハァ〜」
ミク「ドイガキさん……死なないように祈ってます」
ムサシ「ミク、そこは『頑張れ』とか応援しなきゃ……(汗)」
ミク「緊張をほぐそうかと…。そういえばフブキ隊員……ケガの方は?」
フブキ「ん?ああ、予定より早く完治したからもう大丈夫だ」
ミク「そう…ですか。良かった…」
ミク(あの後、こっそりと癒しの歌で治療して良かった)
その時、司令室に警報が鳴り響き、アヤノが端末を操作する
アヤノ「T-2エリアにマグニチュード8の直下型地震発生!」
ドイガキ「SRCに出動要請出ました」
フブキ「ちょっと待てよ。地震を何とかしろったってな」
アヤノ「ただの地震じゃありません。震源地が移動してるんです!」
アヤノの言う通り、現場では地中が何かを移動していた。そしてその場に1号機と2号機が到着する
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