エピソード3 ページ5
―1号機内
ヒウラ「テックサンダー2号」
シノブ『はい、キャップ』
ヒウラ「光のウィルスを発見。追尾中。現在、リドリアスに取りつき、北東へ進行中だ」
シノブ『了解。現在地ポイントWO-9、至急向かいます』
―2号機内
ドイガキ「リドリアスをキャッチ。このまま行けば、J-1エリアで遭遇します」
シノブ「分かった。アヤノ、J-1エリア緊急避難要請」
アヤノ『了解!』
―トレジャーベース・司令室
アヤノ「J-1エリア、J-1エリア。こちらチームEYES。全住民の緊急避難を要請します。全住民の緊急避難を要請します」
そしてそのやり取りは春野兄妹も聞いており……
ムサシ「J-1エリア…。待ってろよリドリアス、必ずお前を連れ戻す!」
するとムサシの心に反応したのか、ウルトラマンからもらった青い石が光を放つ
ムサシ「ウルトラマン。僕は…僕達はリドリアスを救ってみせる。君と約束した、真の勇者になる為に」
ミク「行くよ兄さん。リドリアスの元へ」
ムサシ「ああ!」
ミクは戦闘機を操縦してリドリアスが降り立つJ-1エリアへ向かった
その頃、J-1エリアの避難を手伝っているドイガキの無線にヒウラからの通信が入る
ヒウラ『ドイガキ、リドリアスがJ-1エリアに帰るぞ』
ドイガキ「えっ?わ、分かりました!リーダー!リーダー!リドリアスが来ます。こっちです!」
リドリアス「キュアァァァッ!!」
フブキ「キャップ、光が!光が消えていきます」
アヤノ『違います!消えてるんじゃありません』
ヒウラ「どういう事だ!?」
アヤノ「リドリアスの体の中に溶け込んでいるんです!」
ヒウラの言った通り、J-1エリアに現れたリドリアス。そして、リドリアスに取りついていた光のウィルスはアヤノの言った通り、どんどんリドリアスの体の中へと消えていく
アヤノ「ああっ!リドリアスの熱量、急激に増大!細胞が変化していきます!」
ムサシ「リドリアス…」
ミク「何かヤバそう…」
そして完全に光のウィルスがリドリアスの体に溶け込むと、リドリアスの姿が変化していく
目は赤くなり、体の一部分が刺々しくなり、両手の爪は2本の鉤爪となり、なんとも禍々しい姿に
リドリアス「ギュアァァァンッ!!」
ドイガキ「ウワァァッ!」
ヒウラ「これが光のウィルス!?」
シノブ『キャップ、住民の避難は完了してます』
ヒウラ「よし、フブキ!オペレーション・スタート!抑制弾だ!」
フブキ「了解!発射!」
―ドォォンッ!
リドリアス「ギュアァァッ!」
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