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エピソード4 ページ39

ヒウラ「よし!シノブ、ドイガキ。ギリギリまで低空飛行で接近。カオスヘッダーを引き付けた後、攻撃。一掃しろ!」

シノブ・ドイガキ「了解!」

ヒウラ「コンディションレベル・レッド発令!」


1号機が低空飛行で蛍が村に到着すると、ムサシ達の目の前にあった不法投棄のゴミの山から、襲われたトンネルの中から、別の不法投棄のゴミから無数のカオスヘッダーが上空へ登っていく

そして村中から現れたカオスヘッダーは緑色の光から本来の光に戻り、どんどん集合していく

シノブ「攻撃開始!ブライトレーザー、発射!」

―ダダダダッ!

シノブ「効かない…」

1号機の両翼から発射されるレーザー攻撃を受けたカオスヘッダーだが、全く効いていなかった。それどころか…

ドイガキ「まさか、カオスヘッダーはこの攻撃を待ってたんじゃ…」

攻撃を受けたカオスヘッダーはどんどんその姿を変えていき、鉄などの無機物で出来た怪獣―カオスバグになった

「ギュオオオッ!」

ムサシ「カオスヘッダーは怪獣になる為に…」

フブキ「ああ、わざと撃たせたんだ」

ミク「何て狡猾な…」

「ギュオオオッ!」

カオスバグは雄叫びをあげて蛍が村へと進撃を開始する

フブキ「村が…、村が危ない!」

急いで蛍が村へと戻るフブキを追うムサシとミク。そして村へ到着すると、すぐに避難誘導を開始する

―ズドンッ!ズドンッ!

村人達が全員避難出来るように1号機がミサイルでカオスバグを攻撃する

「ギュオオオッ」


ヒウラ「バカな!」

アヤノ「ミサイルが効かない…」


ムサシ「慌てないで!大丈夫ですよ、こちらです!」

そして村人全員が避難し終えたのを確認すると、ミクがフブキに話しかける

ミク「フブキさん、私達も……避難を…」

しかしフブキはカオスバグを睨むだけで返事をしない。するとカオスバグが村に向かって触覚から光線を放つ

ミク「フブキさん……?」

フブキ「クソーッ!」

フブキはカオスバグの攻撃に怒りが沸き上がり、ラウンダーショットを構えて敵に向かっていく

ミク「フブキさん!?」

一方、1号機もミサイルが効かないカオスバグに苦戦していた

ドイガキ「クソーッ!このままじゃ、やられっぱなしだ」

するとシノブがカオスバグに向かっていくフブキを発見した

フブキ「やめろーっ!」

「ギュオオオッ!」

―バシュウゥゥッ!
―ズドオォォンッ!

カオスバグはフブキに向かって光線は放ち、余波を受けたフブキは吹き飛ぶ。そしてその側に黒こげになった例のかかしが落ちてきた

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作者名:カオスカラミティ | 作者ホームページ:何それ。  
作成日時:2021年3月10日 16時

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