【第5話・蛍の復讐】 ページ35
カオスバグ 登場
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ある日の夜、蛍が村という村にキレイな緑色の光が周囲を漂っていた。そしてその光が不法投棄されたゴミの中に消えると一気に増殖した
翌日、その蛍が村の村民がトンネルを通っていると目の前に例の緑色の光が現れた。村民は驚き、車から降りる
村民「ええっ?何じゃ?蛍かぁ?へ〜、ぶったまげたなぁ。いなくなった蛍がまたこの村に帰ってきたか。へへへ…。それもこんな真っ昼間に」
その時、異変が起こる。何とトンネル内に現れた蛍は村民が乗ってきた軽トラに引っ付き……
村民「どうなってんだ、こりゃ!」
最終的にタイヤだけを残して全て消えてしまったのだ
―トレジャーベース
ムサシ「え?自動車が蛍に食われた?」
ヒウラ「初めは地元の警察が調べていたが、あまりにも不可解な現象なので調査依頼が来た」
フブキ「俺達EYESもすっかり何でも屋だな」
シノブ「フブキ隊員」
ミク「こういう事を調べるのも……私達の仕事よ」
フブキ「ま、その程度の事ならこの坊や1人で十分でしょう」
そう言われたムサシはムッとなり、フブキを見て一言
ムサシ「そろそろ、その坊やっていうのやめてもらえません?おじさん」
フブキ「おじ…、おじさん!?」
ムサシ「19歳の僕を坊や呼ばわりするんだ。立派なおじさんじゃないですか」
フブキ「言わせておけば、お前な!」
掴みかかるフブキに対してムサシも抵抗するが、そこにヒウラが入ってケンカになりそうになるのを抑えた
ヒウラ「元気がいいな。よし!2人で行ってこい。コンディションレベル・イエロー」
ヒウラの言葉にムサシとフブキ以外の隊員は動き始める
ヒウラ「ムサシ、フブキ。シェパードで現地へ急行しろ」
フブキ「了解」
ヒウラ「場所は群馬県・蛍が村」
その言葉を聞いたフブキは顔つきが変わった
ヒウラ「その気になったか?」
フブキ「了解!」
ミク「あの…キャップ、私も行って良いですか?直に…データを取りたいですし……」
ヒウラ「ああ、構わんぞ」
そしてムサシ、ミク、フブキはシェパードに乗り、蛍が村へと向かった
シノブ「キャップも意地悪ですよね」
ヒウラ「何が?」
シノブ「さりげなくフブキ隊員とムサシ隊員をコンビにしようとしている事が」
アヤノ「そうですよ。私、あの2人が一緒だとヒヤヒヤなんです。現場で取っ組み合いのケンカ始めるんじゃないかって」
ヒウラ「ケンカか、それもいい」
ドイガキ「けど命令とはいえ、よくフブキ隊員行きましたよね?」
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