エピソード6 ページ32
フブキ「何故だ…?」
シノブ「コスモスはイゴマスを救おうとしている?」
そしてコスモスはロボット相手にルナモードのままでは不利と感じ、コロナモードへとチェンジする
コスモス「フッ!ハッ!ハッ!ダアァァッ!」
―ズガンッ!
コスモスはイゴマスの攻撃を受け止め、振り返り様にパンチを腹にくらわせる
―バシュウゥゥッ!バシュウゥゥッ!
イゴマスは先ほどの光線を連続で撃ってくるが、コスモスは全て避ける。それを見たイゴマスは接近戦に切り替える
コスモス「デヤッ!」
―ドガッ!ガッ!バシィッ!
コスモスの両手を突き出すパンチが決まり、続けてキックをくらわそうとするがそれは防がれる。しかし、コスモスはすかさずイゴマスを掴み、投げ飛ばした
すると立ち上がったイゴマスは側にあった巨大な歯車を掴み…
アツシ「イゴマス、もうやめろ!」
ナオコ「やめて!」
コスモス「ハアッ!」
―バシンッ!
それをコスモスに向かって投げるが、コスモスは簡単に弾く。しかし、弾かれた歯車は建設中の道路に当たって跳ね、子供達の方へ飛んでいく
3人「うわあっ!」
イゴマス「アッ!」
コスモス「ハッ!」
―バシュンッ!
―ズガァァァンッ!
歯車は子供達に向かって倒れたが、コスモスのバリアで事なきを得た
アツシ「全然大丈夫だよ。ほら」
今の一連のやり取りでイゴマスはようやく落ち着いたようだ
ナオコ「でも暴れるのはもう止めて」
タツヤ「誰もイゴマスをスクラップになんかしないよ」
アツシ「僕達、友達じゃないか」
イゴマス「友ダチ…」
アツシ「そうだよ、友達だよ」
ナオコ「私達がイゴマスの新しい友達じゃない」
タツヤ「それとも、俺達じゃ不満なのかよ?」
イゴマス「イゴマスノ友ダチ」
その時、イゴマスの顔の点滅が早くなり、電池が無くなりかけているのを知らせる
アツシ「あっ、電池が…」
ナオコ「切れそう」
するとイゴマスはウルトラマンに頼み事をする
イゴマス「ウルトラマン、僕ヲ壊シテ」
3人「イゴマス!」
イゴマス「アツシタチ友ダチ。デモ僕ハコンナニ大キイ。キット迷惑ヲカケテシマウ。ソレニ、イゴマスノ電池モウスグ切レテシマウ。代ワリノ電池、コノ星ニハナイ」
コスモス「……」
イゴマス「ウルトラマン、イゴマスを壊シテスクラップニ……シテ」
そう言うとイゴマスの電池が切れてしまい、動かなくなってしまった
3人「消えちゃった…」
コスモスは頷くとコロナからルナに戻り両手を突き上げ、宇宙からエネルギーを集める
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