カツミの夢は? ページ2
カツミ「えっ?」
ウシオ「ミーしゃんに電話しなきゃ!」
カツミ「えっ?」
そしてウシオは慌てて妻のミオに電話する
―アイゼンテック
ウシオ『ミーしゃん大変だよ!アサヒ、モテるって!』
ミオ「うん。分かった分かった。帰ったらちゃんと聞くから」
カツミ・母さんは綾香市の復興を手助けする為――一時的にアイゼンテックの社長に就任した
ミオ「もう〜書類ばっかり!」
カツミ・あれから1年、皆が前に向かって歩き始めている
ウシオ「おいっ」
カツミ・俺はと言えば…
ウシオ「おいカツミ、どこ向いてんだよ。お客さんだよ、ほら」
カツミ「ああ」
ユウハ「ごきげんよう。イサミさん、いますか?」
彼女はの名前はユウハ。グエバッサーの件の時に一度兄弟で会った事があり、その後はカリフォルニアの大学に行ったのだ
イサミ「うーん、あっ…。えっ?」
ユウハ「それでね、そろそろ返事が欲しいんですって」
イサミ「研究レポートが大詰めなんだ。もうちょっと待ってよ」
ユウハ「先方は研究費もケタ違いだし、この留学は大きなチャンスになると思うんです」
カツミ「留学?」
物影から見ていたカツミは『何の事?』というようにウシオに訊ねる
ウシオ「あら?お前知らなかった?いや、なんでもユウハさんが通ってるカリフォルニアなんちゃら大学がイサミの研究を評価したみたいでさ。共同研究の話があるんだよ」
カツミ「全然、知らなかった…」
その後、兄弟は川辺へと来てカツミは先ほどの話を聞く
イサミ「時期を見て話すつもりだった」
カツミ「お前にとっては自分の夢に向かっていくチャンスだもんな。その為に父さんも俺も頑張ってきたんだし」
イサミ「でも、また怪獣が出たら…」
カツミ「俺だってウルトラマンだ、俺に任せておけ。お前はお前の行きたい道を進めばいい」
その言葉にイサミは驚き、一言
イサミ「本当に良いの?」
カツミ「ああ、任せとけ」
カツミの言葉を聞いてイサミは晴れ晴れした笑顔になる
イサミ「良かった。ありがとう」
そしてイサミは立ち上がり、カツミに背を向ける
イサミ「ハァッ…。なぁ、カツ兄。カツ兄も自分の好きな事していい時期だよ」
カツミ「好きな事か…。いや別に俺は…」
イサミ「カツ兄も自分の夢叶えてよ」
その夜、カツミは店舗の奥で自分の好きな事は何か探していた
カツミ・夢か。例えば…会社員とか?魚屋さんの店員?ペットのトリマー?
そんな事を考えながらメモ帳に奇妙な動物の絵を描くカツミ
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カオスカラミティ(プロフ) - カイドウさん» 申し訳ありません。ワンピースはほとんど見てないので分からないんです。 (2023年3月28日 15時) (レス) id: bd1532cab7 (このIDを非表示/違反報告)
カイドウ - あなたのウルトラマンジードとワンピースのコラボ作品を見たいです! (2023年3月27日 22時) (レス) id: de3f644e56 (このIDを非表示/違反報告)
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