ギルバリスの目的 ページ6
ジャグラー「ううーん。ベリアルを倒したお前達にもそいつは無理だ」
ミク「なっ、何でなんですか!?」
ジャグラー「
ジャグラー「ギルバリスにはウルトラマンの光線は効かない。何度か宇宙警備隊が追い詰めたが、本体には傷1つ付ける事ができなかった。おまけに、本拠地である惑星ごとデジタル化し、どっかに消えちまう。それに……ギルバリスは破壊するだけじゃなくあるものを探している」
ライハ「えっ?」
リク「あるもの?」
ミク「何ですか?」
ジャグラー「“赤き鋼”だ。俺は運良く奴らが実体化するのに遭遇した。そこで…」
ギルバリス『惑星ナンバー20983。“赤き鋼”発見できず、破壊。次なるターゲット 惑星ナンバー788 地球』
ジャグラー『地球?』
するとバリスレイダーがジャグラーを発見し、襲いかかってくる。それを見たジャグラーは舌打ちして本拠地から脱出した
ライハ「何で本拠地に?」
ジャグラー「ちょっと野暮用があってな。こっちの地球に〈太平風土記〉はあるか?」
モア「ありますけど……」
ジャグラー「うん」
リク「〈太平風土記〉?」
聞いた事ない言葉にリクは首を傾けるが、レムが説明してくれる
レム『地球各地の様々な伝説・伝承が記載された古文書です』
ライハ「こっちの地球って、どういう意味?」
ミク「あっ、光さんと優衣さんから聞いた事あるよ。別の次元に、無数の宇宙と地球が存在するんだって。その事を〈並行宇宙〉とか〈マルチバース〉って言うんだって」
その時、〈太平風土記〉を見ていたモアが声をあげる
モア「あ…!ありました!」
そう言ってモアは端末を操作し、星雲荘のディスプレイに〈太平風土記〉の内容を映す
モア「『赤き鋼……鉄の悪魔を打ち負かす赤き鋼……。その力は、人の手に負えず大地の守護神が封印した……』」
リク「赤き鋼はどこにあるの?」
モア「えっと……沖縄だって」
リク「ジーっとしててもドーにもなんない」
ミク「よし、行こう沖縄に!」
ペガ・モア「おー!」
星雲荘を宇宙船モードにして沖縄へ向かう一行
その頃、宇宙ではサイバー惑星クシアでギルバリスが配下達に命令を出していた
ギルバリス「どのような手段を使ってでも赤き鋼を見つけるのです。この惑星の知的生命体は滅びる運命にあるのですから」
そして星雲荘は沖縄に到着し、人気の無い所に着陸してステルスモードになり、周囲の景色一体化する
ゼナ『私とペガはギャラクトロンマークIIの探索を続ける』
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