来訪者ジャグラー ページ5
アナウンサー『今回もジードとレイは大活躍でしたね。さすが、人類のヒーロー!といったところでしょうか?』
男アナウンサー『そうですか?負けそうだったように見えましたがね』
男のアナウンサーの言葉にリクはTVのスイッチを切る
リク「あそこから逆転する作戦だったんだよ!」
ミク「っていうか私の新技であいつは撤退したじゃない!」
レム『ネットでも今回の結果に疑問の声が多く上がっています』
ミク「レム、そういう怒りを増幅させるような事を言わないで(怒)」
レム『分かりました』
ペガ「でも、あのロボット何で消えたんだろう?」
ライハ「ゼロとグラビティ、クラインもいないし、本当に2人で大丈夫?」
ミク「2人だからこそ、頑張らないといけないんだよ!」
リク「トレーニングしなくちゃ!」
そう言ってリクはダンベルを持ち、ミクは敷いてあるマットに寝転がり、腹筋を始める
ペガ「やれやれ…」
その時、星雲荘のディスプレイが起動しゼナとモア、クルトが映る
モア『リッ君、ミーちゃん』
リク「あっ……。何か分かった?」
クルト『ゼナ先輩達が遭遇した宇宙人は捜索を続けてるけど、まだ何も……』
ゼナ『ロボットの方は以前、伏井出ケイが操っていたものとエネルギーの反応が酷似しているとの分析結果が出た』
「そいつの名はギャラクトロン。」
背後からの声に2人は振り返り、ゼナとクルトは銃を構えるとそこには先程の遭遇した宇宙人――ジャグラーがいた
しかし、銃を向けられているジャグラーは両手を上げてはいるが余裕の表情だった
ジャグラー「さっき、お前らが戦ったのはその新型――〈ギャラクトロンマークII〉だ」
ジャグラー「セキュリティが甘いな。」
クルト「お前、何者だ!?」
するとジャグラーは何も武器を持っていないと言うように背広をめくり、自己紹介する
ジャグラー「ジャグラス・ジャグラー。怪しい者じゃ……。ふっ、怪しいか。今の所は敵ではない。手を貸せAIB」
ゼナ『何?』
そしてジャグラーは背後のディスプレイに映っている兄妹に一言
ジャグラー「ジードにレイ。お前らもな」
兄妹「えっ?」
ペガ「ペガも?」
そして場所は星雲荘に移り、ジャグラーはこの地球に来るまでの事を話し始める
ジャグラー「巨大人工頭脳ギルバリス……その正体は謎だ。こいつは、全宇宙の知的生命体を抹殺しようとすでに数えきれない程の星々を破壊している」
リク「僕達が行って、やっつけてやる」
しかしリクの言葉にジャグラーは反論する
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