エピソード6 ページ40
全員が何とも言えない表情で俯いていると……
『これに懲りたら、室内での球技は控えて下さいねリク。』
リク「えっ?」
聞き覚えのある声が聞こえ、そちらを向くとレムに光が戻った。
ペガ「レムが…生き返った!?」
レム『最初から死んでいません。』
リク「僕が誰だか分かる!?」
レム『貴方は朝倉リク。おっちょこちょいで子供っぽいところもありますが、自らの運命に立ち向かう勇気を持った私のマスターです。』
リク「レム……」
ペガ「一体全体どういう事なの!?」
レム『言う事を聞かない2人にはこういった事がよい薬かと。』
リク「えっ!?」
ペガ「えぇっ!?」
ライハ「じゃあ、記憶を失ったのも?」
レム『私のお芝居イケて、ましたか?』
その言葉に全員脱力するが、1人だけ拍手する者がいた。
ミク「うんうん、スッゴく上手だったよ!ホントに故障したんじゃないかって思ったよ!」
リク「ってミクも知ってたの!?」
ミク「レムから聞いてたからね。でもまさか、ホントにボールが当たるとは思ってなかったけど。」
リク「酷いよレム、ミク。どれだけ心配したか……」
レム『ごめんなさい。少しやり過ぎました。』
ミク「レム、謝る必要ないよ。」
ライハ「そうね。元はと言えばあんたが悪いんでしょ。」
ライハとミクの視線に居たたまれなくなったリクはゼロから体を返してもらったレイトに話しかける
リク「あぁ〜、そうそう。レイトさん、何か用事があって来たんですよね?」
レイト「あぁ、そうそう。リク君には報告しておこうかと思いまして。会ってきましたよ愛崎モアさん、AIBのエージェントの。」
その言葉にペガとライハは驚き、リクは隠していた事がバレた〜という顔になり、ミクは言い忘れてた〜!という顔になった。
リク・モアがAIBだと言う事がペガとライハにバレてしまった。
ミク・うっかり言い忘れてたからヤバいのでこれは本人に説明してもらおっと。
ライハ「リっくん♥️ミーちゃん♥️どういう事?(怒)」
リク「あ〜、それは〜……」
ミク「わ、私は報告しようとしたんだよ!?でも色々と忙しかったから、その……。ごめんなさい!!」
リク・けどレムが無事で本当に良かった。
レム(人間はふれあう事で絆を深めていく。私にも体があれば…。)
その時、リクが愛用しているタコをライハが投げるがリクが避けてしまった事でレムに直撃してしまった。
ちなみにレムが願った事は近い未来に叶う事になる
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