エピソード5 ページ39
レイト(ゼロ)「伏井出ケイ。奴は俺達やウルティメイトフォースゼロを題材にした小説を書いてやがった。もっとも、物語の中では俺達は悪役にされていたが…」
ペガ「何者なんだろ?あの時も、怪獣を呼び出したみたいだった。」
ライハ「何だって良いわ。あいつはリトルスターの為に、私から両親を奪った仇……。仇なのよ。」
そう言って自らの得物である剣をグッと握るライハ
リク(ライハだけじゃない。あいつは僕にも、僕の運命にも大きく関わっていた。)
ミク(私の運命に関わったのは、私を生み出したのは彼女――エスケイプ。)
ケイ『私はベリアル様に提案した。カプセル起動を促す存在を作ってはいかがかと。』
エスケイプ『その後はベリアル様から遺伝子を預かり、ケイと私はそれぞれの実験室でウルトラマンになりうる生命体を作った。それが……あなた達、兄妹という存在なのよ。』
ケイ『ベリアル様、私に力をお貸し下さい。』
エスケイプ『さぁ、闇のショータイムよ。カラミティ、私に力を。』
ケイ『キングジョー』
『グアッシ!』
ケイ『ゼットン』
『ゼェットォォン!』
エスケイプ『ゴモラ』
『ギシャアァァッ!』
エスケイプ『タイラント』
『グアァァァッ!』
ケイ『これで…エンドマークだ。』
エスケイプ『さあ、混沌の闇に沈みなさい。』
〈フュージョンライズ!〉
2人『ハアッ!!』
〈キングジョー!ゼットン!ウルトラマンベリアル!ペダニウムゼットン!〉
〈ゴモラ!タイラント!カオスウルトラマンカラミティ!ストロングゴモラント!〉
ミク(初戦は敗れちゃったけど、錘さんに出会って……そして新たな力を手に入れて何とか勝てたんだよね。)
リク(あいつは、僕達をベリアルの遺伝子を持っている模造品だって言った。ウルトラマンベリアル……僕達の父親。)
リクとミクの様子を見ていたレイト(ゼロ)と光と優衣は軽くため息を吐く。その時、電源が切れるような音がし、そちらを見るとレムの光が消えていた。
ペガ「レム?レム、どうしたの!?」
光「どうした?」
ペガ「レムが急に反応しなくなっちゃった!」
レイト(ゼロ)「なに!?」
リク「そんな!?レム!レム!!」
リクが呼び掛けるが、レムは全く反応しない。
ライハ「まさか、最初のダメージが今になって?」
ペガ「死んじゃったのレム?」
それを見たリクはがく然となり、膝を折る
リク「僕の…僕のせいだ。レムは止めたのに、僕が調子に乗ったから……」
全員「………。」
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