【第12話・僕の名前】 ページ26
―19年前、天文台にて
赤ん坊の鳴き声が聞こえて男性職員が天文台から出ると、そこには赤ん坊の頃のリクがいた。
男「赤ん坊だ……」
リク・19年前の夜。赤ん坊が天文台で保護された。誰が置いていったのかは分からない。それが僕だ。
―16年前、公園にて
女性が犬と散歩していると突然その犬が駆け出し、女性はその後を追う。するとベンチの上に赤ん坊の頃のミクがいた
ミク・私は16年前の快晴の日に保護された。でもお兄ちゃんと同じように誰が置いていったのかは分からなかった。
―そして現在
―ズドオォォォォンッ!!!
街中ではウルトラカプセルを体に打ったケイとエスケイプが暴れており、その様子は星雲荘にいるライハとペガも見ていた。
レム『キングジョーとゼットンが融合したものとゴモラとタイラントが融合したものと思われます。名称は『ペダニウムゼットン』と『ストロングゴモラント』。』
レムの言葉を聞いた後、ライハはチラッとリクとミクの方を見るが2人は俯いたままだった。
レム『体内に異常なまでのエネルギーを観測。ウルトラカプセルがペダニウムゼットンとストロングゴモラントの体内に存在しているようです。』
ライハ「体内に!?何が起きてるの!?」
レム『不明です。』
ライハ「ウルトラマンゼロとウルトラマングラビティは!?」
レム『現在、地球上にはいません。』
その頃、ゼロとグラビティはべリアルとカラミティがいるであろう異空間に突入していた。
ゼロ「チッ!べリアルの野郎、どこにいる?」
レイト『し、しかし広いですね〜……』
グラビティ「ああ、こう広いと探すのは骨だな。」
それでも進む2人。だが、彼らは気づいていなかった背後から奇妙な触手が迫っている事に。
ペガ「クラインはどこにいるの!?」
レム『レイトになり、会議に出席していましたが今はどこにいるか分かりません。』
ペガ「そんなぁ〜…」
その時、2体の融合獣が自身の必殺技を放つが以前とは全く比べ物にならない程の威力で放ち、山を消し飛ばしたが威力がありすぎた為に自身は吹き飛んでしまう。
ライハ「自分の攻撃で…吹っ飛んだ!?」
レム『超高圧縮負荷により神経系及び脳の一部が焼き切れたようです。現在、自己修復中。ストロングゴモラントは莫大なエネルギーを一気に放出した為、沈黙。しばらくはこのままです。』
すると2人は急に動き出した。
ペガ「リク……ミク……」
ライハ「リク!ミク!……行ってらっしゃい。」
ライハの言葉に2人は頷く。
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