ウルトラマンジード・ベリアルの娘part2 (ページ10)

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エピソード9 ページ10

その後、星雲荘にて

ライハ「斬ってみて」

リク「えっ?」

リクはライハから剣を渡され、持ってきたのであろう竹を斬ってみろと言った

ライハに言われた通りにリクは剣を鞘から抜き……

リク「たあっ!ていっ!せやぁっ!」

竹を斬ろうとするが、竹にはかすり傷一つ出来なかった

リク「あれぇ…?」

ライハ「次はミクよ」

ミク「うっ、うん…」

リクから剣を受け取り、しっかりと竹を見据えて…

ミク「えいっ!!」

おもいっきり剣を斜めに振り下ろすが軽くかすり傷が出きるだけで終わった

ミク「かすり傷しか出来ない…」

ライハ「武器を使うには、使う人間にそれ相応の器がいるの。どんな優れた武器でも小さな器の人間が使えば、棒以下よ」

ライハはそう言うと鞘から剣を抜き、斜めに一回斬り裂いたが何も起きない。

ライハは涼しい顔をしてその場から離れ、兄妹はじっと竹を見つめていると……

―カランッ

兄妹「おぉ～」

竹は見事に斜めに斬られていた

ミク「さすがライハちゃん」

その後、兄妹にはもっと器を大きくなってもらう為のトレーニングを開始した

そして兄妹は思った

リク：あの武器が与えられたのは、ほんの少しかもしれないけど自分が成長したから。

ミク：ライハちゃんはきっとその事を伝えようとしていたのだと…。私達はその気持ちが嬉しかった。その暖かい気持ちが、何かを大切に思う始まりなのかもしれないと……

一方、とある空間では

ケイ「全ては順調です。我が主ベリアル様」

ケイの目の前にはクライシスインパクトの首謀者であるウルトラマンベリアルがいた。するとケイに向けてベリアルはカラータイマーから闇のエネルギーを与える

ケイ「貴方がお与えになるこの力で、私はまたフュージョンライズ出来る」

エスケイプ「カラミティ、例の兄妹は次のステージへと上がったわ」

エスケイプの目の前にはベリアル軍No.2であるカオスウルトラマンカラミティがいた

エスケイプ「フフッ、次はあのイイモノの兄妹とどんな遊びをしようかしら?」