ウルトラマンジード・ベリアルの娘part2 (ページ20)

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エピソード2 ページ20

ミク「レイトさんが死んじゃったら、奥さんと娘さんは大切な人を失う事になっちゃう。だから、これ以上無理は言えないんだよ」

―基地の近くの公園にて
レイト「ハアハア…」

星雲荘から出てきたレイトは内ポケットにしまっていた伏井出ケイの小説を取り出す

そしてケイの写真を見ると昼間の事を思い出し、写真が歪むくらい握って地面に叩きつけようとするがやめた。そんな事をしても何もならないと分かっているから……。

―翌日・星雲荘では…
リク「ペガ、おかわり!」

ペガ「食べ過ぎじゃないの?」

リク「腹が減っては戦は出来ないって言うだろ?」

ミク「お兄ちゃんらしいね。それでレム、怪獣は?」

レム『まだ停止中です。』

ミク「そっか。」

ライハ「作戦はあるの?」

ミク「確かに、私達とあの怪獣には大きな差があるから作戦は重要だよね～…」

ライハの言葉にミクはそう答えるのだが、なぜか苦笑いしながら目線をそらす

リク「昨日レムとミクとシミュレーションしたんだ。戦い方は17通り、その内失敗する可能性が高いのは17個!」

ライハ「全部じゃない……。ミクが目線をそらしたのはこれが理由だったのね?」

ミク「うん…。」

その頃、ギャラクトロンが停止している所から少し離れた場所にケイとエスケイプが現れる

エスケイプ「そろそろね。」

ケイ「ええ。ウルトラマンジード、ウルトラウーマンレイ……逆転の舞を踊る時間だ。」

そう言ってケイが指を鳴らすとギャラクトロンの目と胸のコアが光り、再び活動を再開した

ペガ「3人とも、怪獣が!」

モニターには再び動き出したギャラクトロンが映っており、それを見た兄妹は立ち上がる

兄妹「よしっ!」

ペガ「行くんだね?」

リク「僕達はウルトラマンだから。」

そして兄妹はエレベーターでギャラクトロンが暴れている場所まで向かう

またその頃、レイト宅ではレイト、ルミナが避難の準備をしていたがなぜかマユだけでは全く準備していなかった。それを見たルミナは「早くして!」と急かすが…

マユ「大丈夫だよ。ウルトラマンが助けに来てくれるから♪」

レイト「っ!!」

ルミナ「そうね。きっとウルトラマンが来てくれるわね」

それを聞いたレイトは決意する

レイト「行かなきゃ…」

ルミナ「えっ?」

レイト「ルミナさんとマユは先に避難所に行ってて!」

ルミナ「何を言ってるの!?」

―――
しばらく更新してなくて申し訳ありませんでしたm(__)m今日から更新再開します