ウルトラマンジード・ベリアルの娘

エピソード4 ページ28

エレキングの前に現れたジードとレイ。それを見たエレキングは2人に向かっていく

リク「行くぜ!ハアァッ!デアッ!」
ミク「フッ!ハアァッ!」

2人もエレキングに向かって走り、リクは腹部に蹴りを入れてミクは頭部に回し蹴りを炸裂させる

「キィィィンッ!」

エレキングも負けじと反撃するが2人はジャンプして回避する


その頃、逃げようとしていたトリィを捕まえたゼナとモア。するとモアはエレキングと戦っているジードとレイに気づく

モア「ゼナ先輩、あれ!ウルトラマンジードとウルトラウーマンレイです!」

そんな中、2人はエレキングの顔面に蹴りとパンチを浴びせる。それを見たトリィは声を上げる

トリィ「エレキング!」

ゼナ「お前が呼んだのか!?」

トリィ「……私が育てた個体よ。だけど眠りにつかせておいたの。私が仲間を裏切って、地球侵略を中止に追い込んだ時にね」

モア「えっ、裏切った?」

トリィ「この星の文明が気に入ったの……。だけど、あの子が目覚めるのを感じた。あの子、私を狙ってる。だから周辺に被害が出ないよう、人が少ない場所を目指してたの」

モア「宇宙人って、悪い人達ばかりじゃないんですね…」

そう言ってトリィの勇気ある行動に感動したモアは彼女を抱きしめる


そんな中、エレキングは角から電撃を放ってくるがジードとレイはそれを側転で避ける

兄妹「デュアッ!」

そしてジードとレイは空中へと飛び、それを見たエレキングは三日月型の光線――放電光線を放ってくる

リク「レッキングリッパー!」
ミク「プロミネンスリッパー!」

ジードとレイはそれを避けて両腕を広げ、赤い三日月型の光線を何発もエレキングに浴びせる

トリィ「あなた達は逃げて!エレキングは、私の体内の光を狙っている!」

トリィがそう言うとリトルスターが光り輝き、トリィは本来の姿――ピット星人に戻る

「キィィィィンッ!!」
兄妹「ハッ!ダアァァァッ!!」

遠くから放電光線を放ってくるエレキング。ジードとレイはバリアを張って防御しながら相手の元に走る

そしてバリアを解除し、ジードは馬乗りになって攻撃しレイはエレキングの尻尾を押さえつける

「キィィィィンッ!!」

兄妹「おわっ!?/キャアッ!?」

しかしエレキングはいとも簡単に2人を振り落とす


モア「あの怪獣はトリィさんを狙っているんですね?」

トリィ「そう……確実に私の所に来る」

そう言ってる間にエレキングの尻尾が2人の首に巻き付き、電撃を浴びせられて2人は苦しむ

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