エピソード7 ページ40
ムードンが足を上げた瞬間、コスモスはムードンを吹き飛ばしてミク達を救い、少し離れた場所に着地した
コスモス「フッ!シュアァァッ!」
―ズドォォォンッ!
すかさずコスモスはムードンの両手を払いのけ、体を持って投げ飛ばすとすぐにジャンプしてムードンの前に立つ
コスモス「シュアッ!」
「グオオォォォンッ!!」
するとムードンは自分の目の前にいるコスモスへと突進してくる。コスモスは何とか受け止めるが、あまりの勢いに押される
「グオオォォォッ!」
そして頭突きをコスモスにくらわそうとするが、コスモスはバック転で避けて距離を取る
コスモス「フッ!イヤッ!」
―ガッ!ズドンッ!
「グウゥゥゥッ……」
コスモス「ハアアッ!」
―ザシュッ!
コスモス「あああ……」
コスモスが次の攻撃に移ろうとした時、ムードンの角がコスモスの腹に刺さり、光が溢れてコスモスは苦しむ
それを見たシノブはフブキに命令を下す
シノブ「フブキ隊員、麻酔弾!」
フブキ「了解!」
―バシュン!
しかし麻酔弾は効かず、ムードンは角を刺したままコスモスを後ろへかち上げた。しかもカラータイマーで鳴り始めてしまう
フブキ「ダメだ、効かない…」
アヤノ「頑張ってウルトラマンコスモス!」
その時、シノブがムードンの為に作っていた“例の物”の事をフブキに訊ねる
シノブ「フブキ隊員、あれはもう完成してるの?」
フブキ「はい」
「グオオォォォンッ!!」
―ドガッ!バキィッ!
コスモス「ウアァァッ!」
ムードンの手を捌いて攻撃を回避するが、次の頭突きは回避出来ず倒れてしまい、蹴り飛ばされる。そしてムードンはトドメをさす為にコスモスに突っ込んでいく
しかし、その時……
?「クルゥゥゥン」
可愛らしい声が聞こえ、その声を聞いたムードンは足を止めて周囲を見渡す。すると視線の先にはムードンを小型にしたようなデザインの怪獣の絵が立てられていた
ミク「良かった。ムードンの子供の絵と声、ちゃんと効果あるね」
「クルゥゥゥン」
「グルルル」
フブキ「おい。こんなので本当にあいつが大人しくなんのかよ?」
ドイガキ「ムサシとミクの推測が当たっていれば、必ず興味をひくはずなんだ」
シノブ「ムラノクラフドンは常に家族そろって化石で発見されてるの。なのにムードンは一頭だけ」
アヤノ「この近くで発見された小型の化石ってムードンの子供かもしれないんですね?」
シノブ「その可能性が強いわね」
アヤノ「ムードン、これを見て!これを見て!」
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カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» いえいえ、お気になさらず(^^)自分の力不足もありますから (2021年10月23日 15時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - 返信ありがとうございます!こちらこそ無理にリクエストを押し付けてしまって申し訳ございません!お恥ずかしい限りです(泣き) (2021年10月23日 14時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» 申し訳ありません、ウルトラマンでそういうのは書いた事ないんで無理ですね(^_^;)戦隊ものでなら余裕で書けるんですが…… (2021年10月23日 10時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - ウルトラマンエックスの恋愛夢小説を読んでみたいです。 (2021年10月22日 20時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
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