エピソード4 ページ37
笛の音を聞いたムードンは気持ち良くなったのか、大イビキをかいて寝始めた
ミク「うるさっ!」
―キュポン
ミク「兄さんの作戦も失敗っと」
皆がムードンの大イビキに驚いて耳をふさいで出口へ逃げるなか、ミクは耳栓をした後、ノートパソコンを開いてムサシの欄にバツ印を入れた
その後、見かねたミクはシノブリーダーに連絡してムードンのデータを持ってきてもらうように頼んだ
―数時間後
シノブ「実は数年前。この付近で新種の恐竜の化石が発見されてるの。恐竜の名はムラノクラフドン。これを復元すると――」
化石の画像を復元ソフトを使って復元すると洞窟の中にいたムードンになった
アヤノ「わぁ、ムードンだ」
ドイガキ「ほんとだ」
シノブ「おそらくムードンはまだ発掘されていなかったムラノクラフドンの化石が、カオスヘッダーの残留エネルギーの影響を受けてよみがえったんじゃないかと思うの。ムラノクラフドンの化石って1つの洞窟から何体かまとめて発見されているの」
ムサシ「じゃあ、あの洞窟って巣穴だったんだ」
シノブ「そう。彼らもそこで人間と同じように家族で生活していたんじゃないかしら?」
ミク「なるほど。だから、子供の化石も一緒に……発見されてるんですね」
そしてシノブは今回のムードンことムラノクラフドンが現れた洞窟内部の画像を出す
シノブ「これがここの工事とぶつかった洞窟よ」
ムサシ「あっ、でもこれは一体だけなんですね」
ミク「しかもこれは小型だから、子供のムラノクラフドンの化石?」
シノブ「その通りよ。この一体だけだったわ」
ムサシ「へぇ」
ドイガキ「あ、閃いた!」
―ドイガキの作戦―
ドイガキ「ムラノクラフドンは草食恐竜です。好物の草をここに置いておけば必ず、必ず出てきます」
そう言うドイガキの後ろには大量の草が山積みにされていた
ドイガキ「アンドゥ!」
全員「トワッ!」
シノブリーダーの含めた全員は大きめのうちわを持って草の山の前に立ち、ドイガキの掛け声でおもいっきりあおぐ
そして草の匂いは洞窟の中にいるムードンに届き、匂いを嗅ぐが……
「フアァァァ……」
お腹が空いていないのか、再び眠ってしまった。しかし、そうとは知らないEYESの面々はドイガキの掛け声でうちわであおぎ続ける
―数時間後
ドイガキ「ご一緒に!アンドゥ!」
全員「トワ……」
ドイガキ「大きな声で!アンドゥ!」
全員「トワ……」
ムサシ「出てきませんねぇ……」
ドイガキ「あせるなって」
7人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» いえいえ、お気になさらず(^^)自分の力不足もありますから (2021年10月23日 15時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - 返信ありがとうございます!こちらこそ無理にリクエストを押し付けてしまって申し訳ございません!お恥ずかしい限りです(泣き) (2021年10月23日 14時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» 申し訳ありません、ウルトラマンでそういうのは書いた事ないんで無理ですね(^_^;)戦隊ものでなら余裕で書けるんですが…… (2021年10月23日 10時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - ウルトラマンエックスの恋愛夢小説を読んでみたいです。 (2021年10月22日 20時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ