エピソード3 ページ36
アヤノ「ほーら、出ておいでムードンちゃ〜ん」
そしてアヤノは操縦桿を操作し、メカの手を動かして猫じゃらしをムードンの目の前で揺らし始める
フブキ「こんなんで本当に出てくんのかよ?」
アヤノ「うちのネコはこうすれば出てくるわよ」
3人「ネコ?」
アヤノ「うん!」
ミク「アヤノ隊員、怪獣とネコを一緒にするのはどうかと……(汗)」
しかし、目の前に猫じゃらしが来てもムードンは興味を示さず、再び目を閉じた
ドイガキ「あー、あいつバカにしてんなぁ」
アヤノ「早く出てきてムードンちゃん!夏休みは私のものなんだから〜」
するとムードンの手の側に猫じゃらしが来るとムードンはいきなり目を開き、叩こうとする
4人「おお〜」
ムサシ「かかった!」
アヤノ「よーし、夏休みはもらった〜!」
そしてアヤノはムードンを外へ誘う為に操縦桿を操作するが、そこで何やらアクシデントが発生してしまったようだ
アヤノ「あれ?あれ!?」
フブキ「あぁ、どうした!?」
アヤノ「壊れた〜!」
何と操縦桿か装置か、どちらかは分からないが故障してしまい装置が猫じゃらしを振るのを止められず、それどころか更に早く振るようになってしまった。そして……
―ズポッ
4人「あっ…」
ミク「やばい!」
―ササッ!
「アァァァ〜……」
4人「うわっ!」
「ハックシュン!!」
4人「あぁぁぁぁっ!!」
猫じゃらしが鼻に詰まり、ムードンは鼻がムズムズしておもいっきりくしゃみをして装置ごとムサシ、アヤノ、フブキ、ドイガキを吹き飛ばした
ミク「あ、危なかった〜、間一髪だったよ。まあ、でも残念ながらアヤノ隊員も作戦失敗だね」
ムードンがくしゃみする前に物影に避難したミクはノートパソコンを取り出し、アヤノの名前の欄にバツ印を入れた
―ムサシの作戦―
ムサシ「これは怪獣を誘導する笛。名づけて“ハーメルンの笛吹き大作戦”」
コスモスのカラータイマーを模した笛を皆に見せて作戦内容を伝えたムサシは早速、笛を吹き始める
すると笛の音を聞いたムードンは目を覚まし、起き上がり始めた
ドイガキ「はあ〜、効いてるよ!」
アヤノ「本当!」
フブキ「こりゃ、いけるぜ!」
ミク(でも、この音色はね〜……)
そして、ラストスパートをかける為にミク以外の仲間達が歌い始めるがフブキがこのメロディが子守唄だという事をようやく悟ったが、時すでに遅し。
せっかく目覚めたムードンは再び目を閉じて寝てしまった
「グゴオォォォッ!!」
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カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» いえいえ、お気になさらず(^^)自分の力不足もありますから (2021年10月23日 15時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - 返信ありがとうございます!こちらこそ無理にリクエストを押し付けてしまって申し訳ございません!お恥ずかしい限りです(泣き) (2021年10月23日 14時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» 申し訳ありません、ウルトラマンでそういうのは書いた事ないんで無理ですね(^_^;)戦隊ものでなら余裕で書けるんですが…… (2021年10月23日 10時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - ウルトラマンエックスの恋愛夢小説を読んでみたいです。 (2021年10月22日 20時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
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