エピソード1 ページ34
アヤノ「森本アヤノ、怪獣保護応援の為、緊急出動許可をお願いします」
ヒウラ「よし、行ってこい」
アヤノの言葉に一瞬、呆気に取られたヒウラだがすぐに許可を出した
アヤノ「はい!フブキ隊員、1号の発進、ちょっと待って!」
フブキ「ええっ!?」
ムサシ「フブキ隊員、お先に〜」
フブキ「おい、お〜い!」
ムサシとドイガキが乗る4号機はフブキの乗る1号機を置いて発進していったがミクの乗る3号機は残っていた
フブキ「ん?何でお前は残ってんだ?」
ミク「何となく先に行ったら申し訳ないなぁ〜と思いまして…」
そして怪獣保護要請が出たH-4エリアに先に到着したムサシとドイガキはトンネルに入り、怪獣を探していた
ムサシ「何か反応ありますか?」
ドイガキ「いや、今のところは何もないな」
「おーい」
ムサシ「あー」
ドイガキ「げっ、もう来やがった」
背後から聞こえた声に振り返ると入り口からフブキとアヤノ、ミクが走ってきた
フブキ「やっと追いついたぜ……」
アヤノ「抜け駆けは許さないわよ……」
ムサシ「わりと早かったですね?」
フブキ「当たり前だろうが。こっちはマッハ10で飛ばしてきてんだよ」
ミク「まぁ、とにかくこの奥に怪獣が現れたんですよね?周囲に気をつけながら進みましょう」
そして、5人はトンネル工事の最奥まで到着するが怪獣らしき姿は無かった
ムサシ「行き止まりだ」
アヤノ「えー。ほんとに怪獣なんているの?」
ミク「間違いないと思いますよアヤノ隊員。私達の持つ懐中電灯より重機のライトの方が大きいんだから、周囲はかなり明るかったはず。それで怪獣と何かを見間違えるなんてありえませんよ」
アヤノ「でも、現にこうして見つからないしな〜。えい!」
―ドカッ!
怪獣が見つからない為、アヤノ隊員は目の前の岩を蹴るが実はその目の前の岩こそが怪獣だった。そして怪獣は目を開いてムサシ達を見る
ムサシ「うおぉー!」
5人「わ、わ、わぁー!!」
ムサシ「待って!」
ミク「皆、ストップ!」
5人は目覚めた怪獣に驚き、慌てて逃げるがムサシとミクは怪獣が暴れ始めない事を不審に思い、ゆっくり振り返ると怪獣は目を覚ましてはいるものの暴れる気配が無かった
「フワァ〜」
そして怪獣はアクビをして再び目を閉じて眠ってしまった
ムサシ「ずいぶん、大人しい怪獣だなぁ」
ミク「リドリアス並みに大人しいよね」
その後、5人は一旦トンネルから出て出現した怪獣の対策を練る事にした
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カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» いえいえ、お気になさらず(^^)自分の力不足もありますから (2021年10月23日 15時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - 返信ありがとうございます!こちらこそ無理にリクエストを押し付けてしまって申し訳ございません!お恥ずかしい限りです(泣き) (2021年10月23日 14時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» 申し訳ありません、ウルトラマンでそういうのは書いた事ないんで無理ですね(^_^;)戦隊ものでなら余裕で書けるんですが…… (2021年10月23日 10時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - ウルトラマンエックスの恋愛夢小説を読んでみたいです。 (2021年10月22日 20時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
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