【第11話・動け!怪獣】 ページ33
ムードン 登場
――――
ある日のトレジャーベースにて
ヒウラ「本日、ただいまをもって夏の特別警戒期間を終了する。諸君らのおかげで大きなトラブルもなく、私としては非常に満足である」
5人「はっ!」
ヒウラの言葉に5人が敬礼するとヒウラは笑顔で振り返り、一言
ヒウラ「そこで、諸君らに夏休みをプレゼントしたいと思う!」
―パチパチ!
ヒウラの粋な計らいにムサシ、アヤノ、ドイガキは拍手して喜び、フブキは軽くにやついていた
3人「あははは、あぁ〜」
シノブ「ただし…」
ムサシ「え?」
シノブ「1人ずつ順番にね」
夏休みで海で遊んでいるのを想像している3人にシノブが残酷な言葉を突きつけた
ドイガキ「そ、そうすると……。最後の方は夏休みじゃなくて……秋休み?」
ヒウラ「ま、順番は諸君らで決めてくれ」
ムサシ、アヤノ、ドイガキはお互いに誰が一番先に夏休みを取るかで睨み、最後にフブキの方を見るが…
フブキ「俺は休みなんていつでも良いぜ」
と物凄く余裕な態度だった。しかし…
シノブ「あんまり遅くなると秋の特別警戒期間に入るから休みを取る暇なんてなくなるわよ」
フブキ「へ?な、なんですって…!?」
またしてもシノブが残酷な言葉を突きつけた
アヤノ「じゃあ、フブキ隊員以外でくじ引きをして――」
フブキ「ちょっと待った!さっきの話しは無しだ!」
慌てて3人の輪の中に入り、くじ引きを阻止するフブキ。するとミクが近づいてきた
ミク「失礼。ポイッと」
なんとミクはくじ引きの中から自分の分の棒を取って捨てた
アヤノ「えっ!?何でミクちゃん!?」
ミク「私、夏休みとか長い休み嫌いなんですよ。休みを消化するには家にいるだけでは限界がありますから」
フブキ「おい、どういう事だ?(小声)」
ムサシ「ミクは人間不信なんですよ。だから人が多くなる長い休みは嫌いなんです(小声)」
アヤノ「そうなんだ…(小声)」
その時、司令室に警報が鳴り響き、ヒウラの言葉でドイガキとアヤノがコンピューターを操作する
アヤノ「キャップ、H-4エリアのトンネル工事現場から怪獣保護要請です」
ヒウラ「分かった。フブキ、ムサシ、ミク、ドイガキ、休みの前に一仕事だ」
6人「了解!」
フブキ「ドイガキ、ムサシ、今回の出動で一番活躍した奴が最初に夏休みを取るってのはどうだ?」
ドイガキ「おおっ、良いねぇ〜」
ムサシ「OK。乗りました」
アヤノ『ちょ、ちょっと待って!』
アヤノ「だったらあたしも行く!」
ヒウラ「へ?」
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カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» いえいえ、お気になさらず(^^)自分の力不足もありますから (2021年10月23日 15時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - 返信ありがとうございます!こちらこそ無理にリクエストを押し付けてしまって申し訳ございません!お恥ずかしい限りです(泣き) (2021年10月23日 14時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» 申し訳ありません、ウルトラマンでそういうのは書いた事ないんで無理ですね(^_^;)戦隊ものでなら余裕で書けるんですが…… (2021年10月23日 10時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - ウルトラマンエックスの恋愛夢小説を読んでみたいです。 (2021年10月22日 20時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
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