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エピソード5 ページ22

再び父親の方を向くヤマワラワだが、先程と違って穏やかな状態だった。そしてゆっくり近づくと父親が持っていた木の実が青色に光る

それを見たヤマワラワは驚愕し、父親は再び語りかける

父親「覚えてるかい?君が僕にくれた木の実だよ」

一方、コスモスはヤマワラワの怒りが無くなった事を悟り、光となって戦いの場から消えた。そしてヤマワラワは昔、一緒に遊んだ子供に再び会えた事に涙する

ミク「痛たたた。ヤマワラワは?あっ…」

気絶していたミクは目を覚まし、偶然にもヤマワラワと父親の昔話を聞く


―回想
なぜ、ユウイチの父親がヤマワラワの木の実を持っているのか。それは岩田少年が東京へ引っ越しする当日、ヤマワラワの声を聞いた岩田少年が周囲を見渡すと木の影にヤマワラワがいた

そして岩田少年とヤマワラワはお互いに手を伸ばすが触れる事なく、離れてしまう。ヤマワラワは今まで一緒に遊んだ岩田少年が離れていくのを見て涙を流す

するとその涙が例の木の実となり、岩田少年の手に収まった

岩田少年『ヤマワラワ、さようなら!さようならー!』

―回想終了


あの時の少年にまた会えてヤマワラワは涙を流し、父親もまたヤマワラワに会えて涙を流す

父親「ごめんよ。君を忘れてたわけじゃないんだ(泣)」

するとヤマワラワは父親に向かって『また遊ぼう?』という風に手を伸ばすが、父親は首を横に振る

父親「ダメなんだ。僕はもう大人になってしまったから。もう…君と遊んではいられないんだ(泣)」

「グウゥゥ……」

父親の言葉を理解したヤマワラワはうつむき、背を向けると人間大のサイズに縮んでいき、姿を消した

父親「ヤマワラワ!!」

シノブ「……。」
ミク「……。」

そこへユウイチを抱いたムサシが近づいて来る

父親「ユウイチ!」

ユウイチ「父さん。父さんもヤマワラワを知っていたんだね?」

父親「ああ、ごめんな。実は会った事があるんだ。丁度お前の年の時分に」

ユウイチ「ほんと?」


シノブ「ヤマワラワはどこに行ってしまったのかしら?」
ムサシ「きっと人間には近づけないあいつだけの世界があるんでしょう」


アヤノ「キャップ、ヤマワラワって子供にしか見えないんですよね?見えました?」

ヒウラ「……見えた」

アヤノ「あたしもです〜!」

―――
もうヤマワラワは2度と人間の前には姿を現さないのでしょうか?

いいえ。ヤマワラワさびしがりやです。貴方の目の前にひょっこりと現れるかもしれません

貴方が子供の心を失っていなければ…

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カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» いえいえ、お気になさらず(^^)自分の力不足もありますから (2021年10月23日 15時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - 返信ありがとうございます!こちらこそ無理にリクエストを押し付けてしまって申し訳ございません!お恥ずかしい限りです(泣き) (2021年10月23日 14時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» 申し訳ありません、ウルトラマンでそういうのは書いた事ないんで無理ですね(^_^;)戦隊ものでなら余裕で書けるんですが…… (2021年10月23日 10時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - ウルトラマンエックスの恋愛夢小説を読んでみたいです。 (2021年10月22日 20時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カオスカラミティ | 作者ホームページ:何それ。  
作成日時:2021年4月28日 9時

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