エピソード3 ページ20
食べられると思って目をつむる岩田少年だが、いつまで経っても痛みが無い。恐る恐るヤマワラワの方を見ると岩田少年を傷をなめていた
そしてヤマワラワは持っていた木の実を岩田少年に差し出す
岩田少年『くれるのか?』
『ウウッ』
その言葉にヤマワラワは頷き、岩田少年は木の実を1つ取って食べる。その後、岩田少年とヤマワラワはその場に座って一緒に木の実を食べる
岩田少年『おいしいね』
『ウウッ』
すると持っていた木の実を岩田少年に差し出すヤマワラワ
それから数時間後、夜になり岩田少年の帰りが遅い事に心配した父親と村人が探しに来た。それを見た岩田少年は父親の元へ駆け寄る
岩田少年『お父さ〜ん!』
父親『ヤス!無事だったか!』
岩田少年『うん。ヤマワラワが助けてくれたんだ!ほら!』
そう言ってヤマワラワがいる方を指さすが、そこにはヤマワラワの姿は無かった
―回想終了
父親「この地を離れ、東京へ行くまで私は毎日あいつと遊びました」
ムサシ「でも…そんな仲の良いヤマワラワがいてどうして?」
父親「……。ヤマワラワが見えると言っても誰も信じてくれず、あげくのはてに私が変なウソをついていると決めつけられて。親父は私を東京にある学校の寄宿舎に預ける事に決めたんです」
父親「……私はあの時の大人と同じ事をユウイチにしてしまった」
シノブ「捜しましょう。ユウイチ君はきっと無事ですよ」
ミク「そうですね。子供好きな妖怪なら危害を加えるとは思えないですし」
その頃テックサンダー1号、2号は消えたヤマワラワを捜索していた
フブキ「どうだ、ドイガキ?」
ドイガキ「あそこに何か…」
ドイガキが発見したのは岩山の頂上で寝ているいるユウイチだった
ドイガキ「正真正銘の人間だ」
フブキ「ユウイチ君と思われる少年を発見。救出活動に入る」
テックサンダーが近づいてくる風でユウイチは目を覚ますが、その様子を見ていたヤマワラワは再び怒り、巨大化してユウイチの前に立つ
ユウイチ「ヤマワラワ!」
シノブ「テックサンダー1号、2号大丈夫ですか?」
その様子を近くで見ていたシノブ達は通信機でテックサンダーの無事を確認する
フブキ「これでも奴がカオスヘッダーに取りつかれていないとでも言うのか?ええ?ムサシ!」
すると何を思ったのか、父親がヤマワラワに近づこうとするがそれをシノブとミクが押さえる
ミク「危ないですよ!」
シノブ「ムチャはやめて下さい!」
父親「私なら止められるかもしれないんだ!」
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カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» いえいえ、お気になさらず(^^)自分の力不足もありますから (2021年10月23日 15時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - 返信ありがとうございます!こちらこそ無理にリクエストを押し付けてしまって申し訳ございません!お恥ずかしい限りです(泣き) (2021年10月23日 14時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» 申し訳ありません、ウルトラマンでそういうのは書いた事ないんで無理ですね(^_^;)戦隊ものでなら余裕で書けるんですが…… (2021年10月23日 10時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - ウルトラマンエックスの恋愛夢小説を読んでみたいです。 (2021年10月22日 20時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
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