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エピソード5 ページ14

そう叫んで少女アヤノは前田青年からもらったカエルの騎士の人形を放り投げる

アヤノ『本当にいらないの?』

少女アヤノ『いらない(泣)』

アヤノ『……。ねぇ、アヤノ。私達まだおたまじゃくしなんだよ』

少女アヤノ『おたまじゃくし?』

アヤノ『大人に、カエルになる頃にはまた違う人を好きになる。でも野生動物を助ける夢は大切にしたいな。失恋は失恋、夢は夢だよ。かわいそうな動物達をアヤノ、助けてあげたいな』

これがアヤノがあのカエルの騎士に込めた信念だった。そしてその言葉に少女アヤノの心は前向きになって一言

少女アヤノ『アヤノも助けてあげたい!』

ムサシもその事をようやく理解し、悪い事をしたなと思った時、背後にまたしても例の羊が現れた

羊『グルルル……グアッ!』

しかし、可愛らしい顔が凶悪な顔になって迫ってくるとまたしても場所が変わった。今度はどこかの森のような場所だった

そして遠くに見える城の最上階にはオーロラによって眠ってしまった人々が捕らわれていた

羊『メェ〜メェ〜』

またしても例の羊の鳴き声が聞こえ、振り返ると何匹もの羊が森の中にいた

ムサシ「これは!?」

すると羊達は1つになって悪魔を思わせる怪獣――インキュラスとなった。それを見たムサシはコスモプラッグを掲げ、コスモスに変身する

コスモス「ハッ!」

「グルルル」

お互いに睨み合っていると、いきなりインキュラスの姿が消える。驚いたコスモスは周囲を警戒する

―ドガッ!!

コスモス「グアッ!」

するといきなりインキュラスが目の前に現れてコスモスを殴り飛ばした

―ドガッ!バキッ!

コスモス「グオオッ!」

―ガッ!バシッ!

コスモス「ハアッ!」
―ズドンッ!

インキュラスの猛攻を何とか捌き、掌底(しょうてい)をくらわした後、距離を取る

その様子は司令室のモニターにも映っていた

シノブ「まさかコスモスが…」

コスモス「フッ!ハッ!」
―ズドンッ!

―バシッ!バシンッ!

インキュラスの攻撃を捌ききるコスモスだがカラータイマーが鳴り始めてしまう

「グルルル!」
コスモス「シュアッ!」

お互いに突進するが直前で飛んでかわし、コスモスはすかさず手刀をくらわそうとするが、インキュラスは再び消えた

コスモス「フッ!?」

―ドガァッ!

コスモス「アァァァッ!」

周囲には移動しているような音がするが、相手が見えない為に防ぐ事が出来ない。その後インキュラスは人々を夢へと誘ったオーロラを放ち、コスモスをオーロラの壁に閉じ込めた

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カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» いえいえ、お気になさらず(^^)自分の力不足もありますから (2021年10月23日 15時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - 返信ありがとうございます!こちらこそ無理にリクエストを押し付けてしまって申し訳ございません!お恥ずかしい限りです(泣き) (2021年10月23日 14時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» 申し訳ありません、ウルトラマンでそういうのは書いた事ないんで無理ですね(^_^;)戦隊ものでなら余裕で書けるんですが…… (2021年10月23日 10時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - ウルトラマンエックスの恋愛夢小説を読んでみたいです。 (2021年10月22日 20時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カオスカラミティ | 作者ホームページ:何それ。  
作成日時:2021年4月28日 9時

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