エピソード3 ページ12
オオモリ「んんっ!これは、私の長年の研究の集大成とも言える装置――ドリームシアターです」
シノブ「ドリーム?」
ムサシ「シアター?」
オオモリ「この機械は、睡眠中に発せられる脳波をキャッチし、映像としてモニターに再生する事の出来る装置なんです」
ミク「つまり簡単に言えば、アヤノ隊員が見ている夢が見られるって事ですか?」
オオモリ「簡単に言えばそういう事だね。いきます!」
そう言ってオオモリはドリームシアターを起動すると司令室のモニターに今、アヤノが見ている夢が映し出されるがモニターにはノイズしか映し出されない
フブキ「何が何だかさっぱり分かんねぇな」
ムサシ「あ、あれ!」
しかし、時間が経つと徐々に何かが見えてきた
ドイガキ「何?動物?」
シノブ「また!」
ミク「羊?」
オオモリ「やはり…。今まで8名の患者で調査してみたところ、全員がこの羊の夢を見てるんです。つまり、この人達は羊によって眠らされている可能性が高い」
―アヤノの夢の中
今度の夢は夏の神社で遊んでいる一幕
アヤノ『あれは私…。9歳の頃の私』
昔の自分を見ていると背後から前田という青年が駆け寄ってきた
前田『アヤノちゃん』
少女アヤノ『あっ、前田さん。いつ帰ったの?』
前田『昨日だよ。元気してた?』
少女アヤノ『うん、元気だった』
すると前田は持っていたリュックからアヤノへのお土産を取り出す
前田『はい、プレゼント』
アヤノ『ありがとう。』
紙袋から取り出すと中には本が入っており『
アヤノ『うわぁ、カエルさんだ。嬉しい!』
前田『気に入った?』
―現実世界
フブキ「その羊は、アヤノの頭の中にいるんですか?」
オオモリ「いや、この場合、別次元から夢を見させていると考えるのが妥当だ」
シノブ「別次元から…」
オオモリ「この状態が続くと、彼女の命にも危険が及ぶかもしれません」
ムサシ「そんな…」
ミク「なんとかならないんですか!?早く…早くアヤノ隊員を助けないと!!」
ヒウラ「落ち着けミク」
ミク「でも!」
シノブ「焦っても良い方法は思いつかないわ」
ミク「……はい」
ヒウラとシノブの言葉に落ち着きを取り戻したミク。その頃、ムサシはトレジャーベースの屋上に来ていた
そしてコスモプラッグを取り出してコスモスに話しかける
ムサシ「コスモス、アヤノの夢の中に入る事は出来ないのか?」
コスモス『可能だが、危険だ』
ムサシ「危険?」
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カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» いえいえ、お気になさらず(^^)自分の力不足もありますから (2021年10月23日 15時) (
レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - 返信ありがとうございます！こちらこそ無理にリクエストを押し付けてしまって申し訳ございません！お恥ずかしい限りです(泣き) (2021年10月23日 14時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» 申し訳ありません、ウルトラマンでそういうのは書いた事ないんで無理ですね(^_^;)戦隊ものでなら余裕で書けるんですが…… (2021年10月23日 10時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - ウルトラマンエックスの恋愛夢小説を読んでみたいです。 (2021年10月22日 20時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
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