【第12話・生命の輝き】 ページ43
イフェメラ 登場
―――――
ムードンの件から数ヶ月後のトレジャーベースにて
ドイガキ「ねぇねぇねぇ、これ分かる?」
ムサシ「分かりません。今、仕事中なんです」
そう言ってドイガキを追い払おうとするも彼はしつこく付きまとってくる
ドイガキ「聞いてよ聞いてよ、ねえ。『朝は4本足、昼は2本足で夕方は3本足。これなーんだ?』」
ムサシ「朝は4本足、昼は2本…?」
ドイガキの問題を聞いて、ムサシは考え込むがそこにフブキが割り込む
フブキ「そんな生き物なぁ、いるわけないだろ」
シノブ「知ってるわよ。スフィンクスの出したなぞなぞでしょ?」
ドイガキ「あぁ、リーダー。教えちゃダメダメ!」
ミク「というか私もその問題と答え知ってますよ。」
その時、司令室の警報が鳴り響くが…
アヤノ「キャップ。T-3エリア地下より巨大生命反応です」
ヒウラ「朝が4本足で昼が2本足?」
ヒウラはドイガキの出したなぞなぞを考えるのに集中して、アヤノの言葉が聞こえていなかった。そしてアヤノがもう一度大声でヒウラを呼んでようやく状況を理解した
ヒウラ「んんっ!コンディションレベル・イエロー!チームEYES出動!」
5人「了解!」
―T-3エリアにて
―ズドォォォンッ!
地面が吹き飛び、地下から怪獣が現れた
「キュイイイッ」
ムサシ「あー、まるで赤ちゃん怪獣ですね」
フブキ「うん」
シノブ「アヤノ隊員、T-3エリアの避難状況は?」
アヤノ『住民の避難は完了しています』
シノブ「了解」
ヒウラ「アヤノ。同様の生物の記録がないか、調べてくれ」
アヤノ「了解」
すると現れた怪獣は目の前にあった施設をおもいっきり破壊する
ミク「怪獣の行動原則。目的は不明。キャップ、捕獲しますか?」
ヒウラ『ショックビームで行動を制御。被害はなるべく最小限に。オペレーション・スタート』
フブキ「了解。さーて、おいたはそこまでだ」
そう言ってフブキは照準器を展開し、怪獣にショックビームを撃とうとした時……
?「やめて!」
フブキ「……?ムサシ、何か言ったか?」
ムサシ「え、いいえ」
フブキ「お前が反対しようがやるぜ。これ以上、被害を広げるわけにはいかない」
?「殺さないで!」
ビームの発射ボタンを押そうとした時、またしても女の子の声が聞こえて攻撃を止めるフブキ
?「やめて!イフェメラを殺すのはやめて!」
フブキ「イフェメラ……」
どうやらフブキは謎の少女の声と怪獣に心当たりがあるようだ
ムサシ「危ない!」
―ズガァァンッ!
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カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» いえいえ、お気になさらず(^^)自分の力不足もありますから (2021年10月23日 15時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - 返信ありがとうございます!こちらこそ無理にリクエストを押し付けてしまって申し訳ございません!お恥ずかしい限りです(泣き) (2021年10月23日 14時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
カオスカラミティ(プロフ) - パンダさん» 申し訳ありません、ウルトラマンでそういうのは書いた事ないんで無理ですね(^_^;)戦隊ものでなら余裕で書けるんですが…… (2021年10月23日 10時) (レス) id: 7e88e54bad (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - ウルトラマンエックスの恋愛夢小説を読んでみたいです。 (2021年10月22日 20時) (レス) id: d89345db72 (このIDを非表示/違反報告)
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