危険な賭け ページ43
私にはどうする事もできず、DESの機体は動き出した。
DES「これから‥‥秋葉星に向かう‥」
ゆい「‥‥‥。」
私は‥何もできないのか‥?
大切なものを守ることさえ‥!!できないのか‥‥!!
DES「っ!おい!お前血が!」
ゆい「こんなんどおってことあらへんよ。」
悔しくて‥悔しくて‥唇を噛み締めると、強く噛みすぎたのか唇から血が出てきた。
DES「い、今拭くからな。」
DESはティッシュを探してきて、口元の血を拭ってくれた。
ゆい「あんたは‥優しいなぁ‥」
DES「そんなこと‥‥ない‥‥」
これを話したのを最後に、少しの沈黙が続いた。
沈黙のあと、DESが口を開いた。
DES「なぁ‥どうすればいい?」
ゆい「えっ‥?」
DES「俺‥上があんな計画立ててたなんて初めて知った。血の気が引いたよ。
俺は‥『妹の居場所が分かるかもしれない。そのために00をおびき出し捕らえるんだ』って聞いていた。
今思えば‥俺、はめられたんだな‥。
俺は蒼の居場所、謎が知りたいだけなんだ。
誰かが死ぬのも嫌なんだ。
だから‥‥。協力したい!
お願いだ‥教えてくれ!俺はどうしたらいい?」
DESが涙目になり、聞いてくる。
あぁ‥この人‥ほんまはとっても優しい人なんやな‥。
ただ、ほんとに蒼さんの今を知りたいだけなんや‥。
ゆい「信用‥してもええんやな?」
DES「あぁ‥。これだけは本当に信じてくれ!」
罠かもしれない‥。
でも、今この人を信用せえへんかったらどのみち秋葉星は危険な目に遭う!
罠かもしれへんのを覚悟して‥乗ってみるしかない!
ゆい「分かった。」
DES「ありがとう!まず、何をしたらいい?」
ゆい「まずは‥」
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どぅ〜(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2020年12月26日 21時) (レス) id: 952376b9df (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 南雲さん» 少ないですよねー(´・ω・`)ありがとうございます!これからもがんばります! (2019年10月24日 21時) (レス) id: c6d2759e06 (このIDを非表示/違反報告)
南雲 - 00の小説少ないので嬉しいです!これからも楽しみにしてます!! (2019年6月6日 1時) (レス) id: abe67809b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:皐月 | 作成日時:2018年8月30日 0時