成長 ページ29
ガヤガヤ…ワヤワヤ…
ゆい「ふぅ…。だいぶ綺麗になりましたね。」
なぁちゃん「だね〜。でも、まだまだだけどね。」
ゴミや瓦礫で埋まってた海は少しずつ綺麗になってきた。
浜辺も、白くて綺麗な砂が瓦礫の間から顔を覗かせた。
浜辺の砂が見えてくると、ちょっと達成感出てきたな。
まだまだだけど^^;
「海…元に戻るかなぁ…」
「うーん。元の透き通った…綺麗な海に戻るかって言われると…。」
「厳しいだろうね…。」
SKEさんの会話が聞こえてきた。
そっか。
これだけ汚染されてたら…戻るか分からないよね…。
なぁちゃん「ゆーい！そんな不安そうな顔しないの！ね？」
なぁちゃんさんに、ほっぺをむぎゅぅぅっとつままれた。
ゆい「は、はひぃ…。」
なぁちゃん「ふふっ。でも、不安にはなるよね。私も本当は不安。」
ゆい「なぁちゃんさん…。」
なぁちゃん「でも、下を向いてる時間はない。
私達は、みんなの光だから…。」
ゆい「みんなの光？」
なぁちゃん「私は…0048の事、光だと思ってるから(^^)みんなを照らす希望の光(^ ^)」
ゆい「希望の光…。」
なぁちゃん「そっ！だから、外に出たら笑ってなくちゃ！って思うよ。私は…ね(^ ^)」
なぁちゃんさんが、今まで見たことのないくらい、屈託のない笑顔を見せる。
キラァァァァ
ゆい「っ！」
そんななぁちゃんさんに反応して、キララが眩しいくらいに光り輝く。
眩しいくらいに輝いてるなぁちゃんさんを見て、思った。
みんな、色々考えてるんだなって…。
じゃあ私は？私は、何かみんなの事を考えることはできてる？
自分のことばかりじゃないの？
何にも変わらない…。
私は、成長した気でいた。
でも、成長なんてこれっぽっちもしてなかった。
ゆい「私だけだ…。成長してないのは。」
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どぅ〜(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2020年12月26日 21時) (
レス) id: 952376b9df (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 南雲さん» 少ないですよねー(´・ω・｀)ありがとうございます！これからもがんばります！ (2019年10月24日 21時) (レス) id: c6d2759e06 (このIDを非表示/違反報告)
南雲 - 00の小説少ないので嬉しいです！これからも楽しみにしてます！！ (2019年6月6日 1時) (レス) id: abe67809b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2018年8月30日 0時
