ゆいだけでも… ページ25
ー食堂ー
希望「ぁっ。ゆい。遅かったね(^ ^)」
宇宙「ぅん(^ ^)希望…。少しええかな？ふたりっきりで話したいんやけど。」
希望「ん？？私は…構わないけど。ゆい、まだご飯食べてないでしょ？」
宇宙「ごめん^^;食欲ないんだ^^;」
希望には悪いけど、ほんまに今は食欲ない。
玲「ちゃんと食べなきゃだめだよーー！」
宇宙「わっ！玲。」
後ろからギューっと抱きつかれて、後ろを向く。
玲…。玲と喋るのも久しぶりやなぁ(^ ^)
ぁっ。会うのも久しぶりか。
音葉「ゆい。食欲なくても少し食べな？」
柚「お願い…。ゆいだけでも食べて？」
ぅっ。そんな顔してみんなに言われちゃったら…食べなきゃやんな(^^;;
ていうか…
ゆい「ゆいだけでも…ってどゆこと？他にも食べてへん人いんの？」
うっかりスルーしかけたけど、気になって聞いてみる。
すると研究生全員が顔を見合わせる。
希望「みぞれ先輩…。襲名熱でたの。」
ゆい「あーうん。知ってるで。」
希望「そっか。みぞれ先輩、今医務室にいて面会謝絶？って感じになってて…。紗羅先輩…。」
希望が言いかけた言葉で何となくわかった。
紗羅先輩…。
ゆい「そっか。紗羅先輩は？どこにいるん？」
希望「多分…医務室の前…。」
ゆい「ちょっと行ってくるわ。希望…あとで相談あるんやけど…」
希望「うん。ちゃんと待ってるよ(^ ^)」
ゆい「ありがとう(^ ^)」
私は医務室に向かう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
優子「…………へぇ。」
たかみな「やっぱり………。」
そんなゆいの様子を離れた席から見てた優子とたかみなは確信した。
《キャプテンはゆいにしか頼めない…！》
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作者名：皐月 | 作成日時：2017年11月14日 12時
