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柚のとこにも… ページ29
希望と2人で食堂へ向かう。
「うっ。ひっく。うぅ。」
食堂から泣き声が聞こえてきた。
宇宙「どうしたんだろう？行ってみよう！」
希望「うん。」
何事かと急いで、食堂へ入る。
中では、研究生の先輩方が固まっている。(囲んでいる？)
宇宙「ど、どうしたんですか？」
かの葉「あっ！えーっと、誰だっけ？」
名前…覚えてもらえてない泣
悲しっ( ; ; )
紗羅「先輩！桜坂 宇宙ちゃんですよ！世良先輩の妹さんです！」
かの葉「あー！世良の！いつも、世良にお世話になってます！西園寺かの葉です。」
ぺこりとお辞儀をされた。
えぇ！！！ど、どうしよう。
と、とりあえず！
宇宙「こ、こちらこそ姉がお世話になってます。桜坂 宇宙です。」
2人でぺこりとお辞儀をし合っていると、世良がやってきた。
世良「もう！こんな時に2人で何やってんの！」
かの葉「あっ！そうだ！えへへ」
宇宙「そうだった！どうしたんですか？これ。」
肝心な事忘れてたよ^^;
弥生「柚ちゃんにね、手紙が届いたの。アンチからの。それで、柚ちゃん泣いてんだ。」
アンチ…。
希望「そんな事に…。」
宇宙「柚のとこにも…アンチから手紙が来てたんだ…。」
世良「『柚のとこにも』？」
いつ、柚がアンチの意味に気づくかわからない。
こうしちゃいられない。
宇宙「希望！私、プロデューサーの元へ行ってくる！！」
希望に伝えて、走り出す！
世良「ちょっ！宇宙！？」
希望「クスッ 行ってらっしゃい。」
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作者名：皐月 | 作成日時：2017年4月7日 10時
