ep7 麦茶 ページ7
A「がんばらねーばねばねばぎぶあぷ」ﾍﾟﾗ
にこ「...ちょっと」
A「なーなななーななーりたいな」ﾍﾟﾗ
にこ「ちょっと！」
A「なんだよ」
夏休み三日目。練習が始まるまでの間、部室で昨日絵里と買った本を読んでいた。
にこ「歌うならもっとちゃんと歌いなさいよ！！」
海未「突っ込むところはそこですか...」
花陽「お茶です」
A「おお、サンキュー」
花陽が冷たい麦茶を出してくる。
最近は自主的に花陽がお茶係をやっている。非常に有難い。
暑い日にこれを飲むことでライフポイントが大幅に回復される。
ことり「今日は生徒会ないの？」
A「いや、俺は今日の分終わらせたからこうやってのんびりしようかと思って。
本当は練習始まるまでは家に居たいけどあの女が居たんじゃ学校にいるより疲れる」
穂乃果「そういえば葵さん帰ってきてるんだよね」
A「俺としては早急に大学に戻って欲しいんだが、生憎夏休み一杯いるらしい。憂鬱だ」
はあ、と溜め息をつく。
真姫「ところで、Aが今読んでる本って何？」
A「ん？ああ、これか。昨日絵里と買ってな」
穂乃果「絵里ちゃん”と”？」
にこ「へえ、どういうことかしら？」
A「別になんでもねーよ。感想とか言い合うために同じ本買っただけだ」
「「「！」」」
その瞬間、ガタッ、と真姫、にこ、穂乃果、凛が立ち上がった。
そして何故か全員後ろを向いて密談を始めた。
穂乃果(これは...)
凛(もしや...)
にこ(いや、まだ結論を出すのは早すぎるわ！それを提案したのがどちらかによるわ)
真姫(そうね...)「A、そのことを提案したのはどっち？」
A「そのことって、同じ本を買おうって言ったことか？絵里だけど」
にこ(なるほど、これは調べる必要があるわね)
穂乃果(よし、それじゃあ練習終わった後に会議だね！)
凛(うー！テンション上がるにゃー！！)
A「しかしあっついな...」
麦茶を一口啜る。
やはり夏と言えばこれだろう、と改めて実感させられる。
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Cloc(プロフ) - うす笑 (2014年10月10日 18時) (
レス) id: dbf5e5e9a4 (このIDを非表示/違反報告)
2103Satoshi(プロフ) - 最高すぐる (2014年7月15日 14時) (レス) id: f36ecadc16 (このIDを非表示/違反報告)
ピロ(プロフ) - すごくよかったです。ただギャグパートが面白すぎて電車内で笑っちゃったじゃないですか(笑)どうしてくれるんですかｗ (2014年5月22日 15時) (レス) id: 05faecfc48 (このIDを非表示/違反報告)
風吹けば名無し - ラブノベルス…本編よりサイドストーリーってか (2014年3月28日 0時) (レス) id: 2ee14e55a5 (このIDを非表示/違反報告)
虎竜(プロフ) - 更新お疲れ様です！いつも楽しみに待っています！頑張ってください！ (2014年1月28日 1時) (レス) id: 757843876f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さとう | 作成日時：2014年1月19日 11時
