番外編6 RE:START ページ27
A「もしもし」
穂乃果『あっ、A君?ごめんね夜遅くに』
A「別にいいけど...なんだ?」
穂乃果に用件を訊く。
穂乃果『...』
A「穂乃果?」
穂乃果『あ、その、ごめんね。怒らないで聞いて欲しいんだ。
私ね、A君が走るって言った時、すごく嬉しかったの』
A「!?」
穂乃果『またA君が走るところ見れるんだなーって思ったらワクワクしてきたの。私、A君が走ってるとこ見るのが大好きだったから。
多分、海未ちゃんやことりちゃんもそう思ってる』
A「...」
穂乃果『けど...やっぱりA君にまたあんな辛い思いをして欲しくないの。
A君は私の大切な友達だし、μ'sをここまで導いてくれた恩人だから』
穂乃果『けど、また走って欲しいって気持ちもあって...あー!もう!よくわかんないや!』
A「...」
穂乃果『私ね、A君が走るところもう一度見たい!周りを気にしないで、自由で速かったA君の走りが見たいの!』
A「穂乃果...」
穂乃果『けど...お願いだから、もう二度と傷つかないで。周りのために自分が傷つくA君はもう見たくないの...だから...』
穂乃果『頑張って!』
そこで強制的に電話は切られた。
A「...話してる内容も支離滅裂過ぎて何言ってるのかさっぱりわからなかった」
だが、その時自分の中で何かが切り替わったような気がした。
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愛生ちゃん(プロフ) - 面白かったよ! (2014年12月22日 1時) (レス) id: 849c961f1d (このIDを非表示/違反報告)
くらげ(プロフ) - 何故有名にならないのか分からない程の名作でした。私の尊敬する作者様です。どうか、これからも頑張って下さい。 (2014年4月29日 22時) (レス) id: d6c4a99353 (このIDを非表示/違反報告)
すぐるん(プロフ) - 2きが始まるのでそれの、小説もお願いします。 (2014年3月31日 14時) (レス) id: b478e35ba9 (このIDを非表示/違反報告)
すぐるん(プロフ) - 2きが始まるのでそれの、小説もお願いします。 (2014年3月31日 14時) (レス) id: b478e35ba9 (このIDを非表示/違反報告)
虎竜(プロフ) - めっちゃ良い話でした! (2014年1月26日 11時) (レス) id: 757843876f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さとう | 作成日時:2014年1月15日 2時