『ラブライブ！』小説 (ページ7)

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第6話ページ7

現実を見せた後の穂乃果は凄かった。泣くわ喚くわもう完全に小学生のソレだった。

だが穂乃果はどうも勘違いしていたらしい。
なんでも「廃校になったら他の学校で転入試験を受けなければならない」と思っていたらしい。

そんな苦行を強いる学校があるはずはない。
あったら主に里志が死ぬ。
そんな事態にもしなったとしたらヤツはニートに堕ちるだろう。断言できる。

穂乃果「けど廃校かあ・・・私、この学校好きなんだけどなあ・・・」

海未「・・・それは私もです。」

ことり「うん・・・私も・・・」

確かに自分達の卒業までに影響は出ないが、1年生に来年後輩ができないのは少し気の毒である。

穂乃果「よし！ここでうじうじしてても仕方ない！廃校を防ぐために私達がなんとかしよう！」

「なんとかって、何するんだよ。」

高坂穂乃果、フリーズ。
無責任な発言は控えた方がいいだろう。

ことり「学校の長所を探してアピールするのはどうかな？そしたら入学希望者が増えるんじなゃない？」

「ほう」
流石マイエンジェルことり。かしこい。かわいい。

穂乃果「それだよことりちゃん！よーし！さっそく探しに行こう！」
穂乃果が走り出す。

海未「あっ、待ってください！穂乃果！」
それに続いて海未とことりも走り出す。

「・・・いってらっしゃい」
三人を見送って何十秒か経った後、三人が戻ってきて俺の手を掴み

穂乃果・海未・ことり「A(君)も行く(の！)(んです！)」

「ふええ・・・」

あっ、ことりの手やわらかい。