『ラブライブ！』小説

第31話 ページ32

理事長「へえー ラブライブねえ」

代表して、穂乃果、海未、ことり、矢澤先輩が理事長室に入ってきた。

海未「はい、ネットで全国的に中継されるみたいです」

ことり「もし出場できれば、学校の名前を皆に知ってもらうことができると思うの」

流石は娘、こういう時に強い

絢瀬「私は反対です」

三人「え？」

絵里「理事長は学校のために学校生活を犠牲にするなと仰っていました。であれば」

理事長「そうねえ、でも別にいいんじゃないかしら？エントリーするくらいなら」

穂乃果「え？本当ですか？」

理事長「えぇ」

A「ほー」

意外にあっさりだった。

絵里「ちょっと待ってください！何故彼女達の肩を持つんです！」

理事長「別にそんなつもりはないけれど...」

絵里「でしたら、生徒会も学校のために活動させてください！」

理事長「うーん・・・それはダメね」

絵里「い、意味がわかりません！」

理事長「そう？簡単なことだと思うけれど」

絵里「っ・・・」
そう言われ、絢瀬先輩は何も言わずに理事長室を出て行った。

希「エリチ！」

A「・・・」

にこ「ふん、ざまあ見ろってのよ」

理事長「ただし、条件があります」

全員「？」

理事長「勉強が疎かになってはいけません。今度の試験で一人でも赤点を取るようなことがあればラブライブ出場は認めません、いいですね？」

おいおい、条件にしてはハードルが低すぎないか
赤点なんて都市伝説なは・・・ず・・・

A「・・・冗談だろ？」

穂乃果「・・・」

凛「・・・」

にこ「・・・・」

あからさまに絶望している三名がいた。

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