53話、仲間にはなりません!! ページ4
ばちばちと火花がちるお二方。
こ、怖すぎるっ…
「…ど、どうすれば…」
少し涙目になる。
そして、ルフィの服の裾をぎゅっと掴みながらそう呟く。
すると、ルフィは後ろにいる私を見た。
「??
ひゃっ…!」
そして、私の頭をくしゃっとなでた。
ルフィ「大丈夫、怖くねーぞッ」
そう言うと、いつもの太陽みたいな笑顔を見せた。
ルフィ「おい!お前ら!!Aが怖がってんだろォ!」
おぉ、ルフィさすがっ!
すると、案の定2人はルフィの方を勢い良く向いた。
キッド「ッんだ、麦わらァ!!」
ロー「入ってくるなっ」
「…こ、こわぃっ…」
ルフィ「なんだとー!!」
ちょ、ちょっと…
また喧嘩っ…;
やめてよぉ…
ルフィに心配な目を向けると、ルフィは大丈夫だというような笑顔を見せ、またキッド達の方をみた。
やっと、喧嘩を止めてくれるかも…!
ルフィ「お前らなァ!!」
そうそう、ちゃんととめてねっ…!
ルフィ「
______Aを仲間にすんのはおれだぞ?」
「…ぇ」
い、今………なんて?
「……ル…ルフィ…?」
キッド「あ”ァ!!?」
ロー「…麦わら屋ッ…」
ちょっ!ちょっと、ちょっと!!
何言ってるの!?
バカルフィ!!
ルフィの一言に2人はさっきよりもっと怖い顔をした。
またそんな顔に怯えてしまう。
ルフィ「Aはおれの妹だからなッ!!
おれの仲間になるんだ!!」
やめてよ、それ以上火に油を注がないでっ!
キッド「…言ったよなァ、麦わら。
そいつを仲間にそんのは
お れ だ!!」
ロー「寝言は寝て言え、ユースタス屋…
そいつはおれがもらう。」
ルフィ「ダメだっての!!
おーれーだ!!!」
「ちょ、ちょっと…待ってくださぃ…!
私は海賊になんて、なりません…!」
必死な思いでそう言う。
海賊になんて私はならない…
突然声を出したものだから、みんなの視線が私に集中してしまった。
さ、最悪だぁ…
キッド「はァ!?嫌だね、ぜってー仲間にする。」
キラー「おい、キッド。
ガキか、お前は」
キッド「う、うっせー!!キラー!!
でもよ、お前だってほしいだろーが、こいつ」
そういいユースタスさんは私を指差した。
指差した手をキラーさんという人が「指を指すな…」と言って、おろしていた。
キラーさんは礼儀がいいんだな…
キッド「でもよ、キラー!
なァ、ほしいだろ!?」
キラー「……ﾊｧ…」
キラーさん大変そうだな…
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鄙汰 -Hinata- - とにかく泣けました。 こんなにいいクザンとのお話初めて読みました。 大好きな作品になりました。 続きの(海軍出たあと)のお話も見てみたいです お時間があれば！ (2019年11月18日 2時) (
レス) id: 3fbdf01e88 (このIDを非表示/違反報告)
ナツキっく - 最後のクザンの「さよなら」でボロ泣きしてしまいましたぁ。読み終わってすぐコメント書いてるんですけど今涙と鼻水がとまりませぇぇん！！ (2016年11月25日 23時) (レス) id: 5997d505e6 (このIDを非表示/違反報告)
miyu(プロフ) - ボロ泣きしちゃいましたー。とても良かったです！ (2016年7月29日 16時) (レス) id: 02740b4f84 (このIDを非表示/違反報告)
まるまる。(プロフ) - もうボロボロ泣きましたーとってもおもしろかったです。 (2016年7月11日 23時) (レス) id: c4da1e1077 (このIDを非表示/違反報告)
死神 - いい話でした (2016年5月7日 3時) (レス) id: 19bd631762 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドンペリ | 作成日時：2013年10月29日 19時
