祝い39 ページ41
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「あら？どうかしら。あまりお行儀のいい子には見えなかったし。姫さまの誘いをこんな形で返すなんて無礼な子ねー。今姫さまが退出中だからよかったものの、」
「私、探してきます」
こんな所なんかいたくない
「俺も探してきます」
「あら、あんな勝手な子のことなんていいじゃない」
「そうよそうよ」
そう言いながら私たち3人の腕を掴んでくるお姉さま方
「そんな事忘れて私たちだけでも楽しみましょ」
「「「はなせよ」」」
ほんとにはなせよだけで留まった私は偉いと思う
本当はもっと言い返したい。言い返したいが、揉めるのはもっと面倒だ。今はそんなことしてる場合じゃない。
「そうえば『雁の廊下』の方へ撫子さん達と一緒に彼女らしき子が出ていくのを見かけたような」
「みんなで探しに行きましょ！」
きゃ！若竹さんすき！！かっこい！！
廊下に出てきたものの蜜柑達はいない
ほんとにどこいったんだ、、
ドン ドン ドン ドン ドカン
「あっちの方から音が、」
「蜜柑とよーちゃんだよ多分」
音の方に走っていくと
ギィ、という音と共に扉が開き、中学生くらいの男の子がでてきた
は ?
「だ、だれ！？」
「もしかして、これよーちゃんじゃ？」
．
まぁ、着替えさせてさっきの部屋に戻ってきたわけだけど
「よーちゃん。」
どうして小さくなったかは私は瞬時に理解出来た
「昨日私の部屋にあった『ガリバー飴』取ったでしょ？」
私が、蛍からおすそ分けしてもらったガリバー飴
部屋に置いてあったし、よーちゃんがとってもおかしくない
「まぁまぁ、A。よーちゃんのこの体でドア蹴破ってくれたおかげでうちあそこから出られたんやし」
すると、さっきまで蜜柑に引っ付いてたよーちゃんがこっちに来た
「A、ごめんなさい。」
か、かわいいｯ!
「私も確認してなかったし、ごめんね」
謝るしかない。この顔を見て謝んない方が無理だ
さっきまで私の前で立ちすくんでたよーちゃんは私の後ろに回り、ギューってしてきた。
え、尊いｯ!
「A、ちっちゃい。」
そのまま頭を撫でられる
ファンサかなって！？
「それはともかく、」
「「ごめんなさい〜」」
「この度は花園会でこんな不始末、許してね佐倉さん。この子達ったらもうホンットアホでバカでオロカなの、」
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みやさくら(プロフ) - 夏蜜柑さん» コメントありがとうございます!!更新頑張りますね！ (2020年5月27日 22時) (
レス) id: 507f439a76 (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 続きが気になります！ルカくんかわええ (2020年4月21日 10時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます。近々更新を再開する予定です！ (2020年4月11日 16時) (レス) id: 507f439a76 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 流架くん推しなので凄く嬉しいです！無理ない程度でいいのでちょこちょこ更新して下さったら嬉しいです！ (2020年4月9日 15時) (レス) id: c8c4fc1634 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - るかくんめっちゃいいですよね！ (2020年3月23日 23時) (レス) id: 507f439a76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さあ | 作成日時：2019年12月8日 16時
