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祝い26 ページ27

「A〜!ありがとーなー!」


「どーいたしまして」


「Aだけや〜!覚えててくれたの!」


「そりゃ一緒だしね」


「ウチも後で渡すなー!」


「うん、、蜜柑」


「なんやー?」


「気晴らしに外行こっか」


多分部屋にいてもさっきの状況と変わんないだろうし外へ行くことを提案した


「うん!」



外に行ってもどこか落ち込んでる蜜柑


「A、うちどーすればいいんかな」


「んー、」


どうするって言ってもなぁ。蜜柑のこの性格は今に始まったことじゃないし。この性格に助けられてきたことも何回もあるからなぁ



「今のままでいいんじゃない?」


「え?」


「蜜柑は蜜柑のままでいいと思うけど。私は蜜柑に今まで何回だって助けられてきたし。それは多分みんなも一緒。たまにそれが空回りしちゃうけど、失敗したってまた頑張ればいいだけでしょ。ほんとに無理な時は私も手伝うし」


「そやな、こんなんウチらしくないな!」


「そーそー」


元気を若干取り戻してきてくれてよかった
そんな時、


「あれー?2人ともどーしたの。こんな所で」


「あれ、ナル」


「今ちょうど初等部寮に行こうとしてたんだよ」


「何で?」


「新年のご挨拶も兼ねて、ちょっとお届けものね♡」



気になってしょうがない私と蜜柑の前にいきなり花を出してきたかと思うと、



「Happybirthday!11歳おめでとう!蜜柑ちゃん♡Aちゃん♡はい、僕からの誕生日プレゼントー♡」


隣からポタ、と水温が聞こえるので見ると蜜柑が涙を流してた



「「え」」


ほらナルビックリしてるよ。いや誰でもびっくりするとは思うけどさ
あの後すぐに、近くのベンチに3人で座った。構図的にはナルの片足にうちら二人がそれぞれ乗ってるって感じ。蜜柑が手を離してくれない結果こうなってしまった。


「誕生日祝ってもらう資格ないねん、じいちゃんと鳴海先生とAだけや!ウチの誕生日覚えててくれたの!嬉しいよう…」


「ちょっと被害妄想入ってるよねそれ」


「それおじいさんからの年賀状?」


「うん、」


「そっか、私達、大きくなって可愛くなった蜜柑ちゃんとAちゃんをおじーさん、とても見たかっただろうね」



グズグズと泣く蜜柑


「いー加減泣くのやめなよ蜜柑」


「Aちゃんはそーゆーのあんまり気にしないんだね」


「まあ多少気にしては居るけど。泣いたってしょうがないし。それに蜜柑が少し感情的過ぎるんだよ」

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みやさくら(プロフ) - 夏蜜柑さん» コメントありがとうございます!!更新頑張りますね! (2020年5月27日 22時) (レス) id: 507f439a76 (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 続きが気になります!ルカくんかわええ (2020年4月21日 10時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます。近々更新を再開する予定です! (2020年4月11日 16時) (レス) id: 507f439a76 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 流架くん推しなので凄く嬉しいです!無理ない程度でいいのでちょこちょこ更新して下さったら嬉しいです! (2020年4月9日 15時) (レス) id: c8c4fc1634 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - るかくんめっちゃいいですよね! (2020年3月23日 23時) (レス) id: 507f439a76 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さあ | 作成日時:2019年12月8日 16時

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