祝って、祝って、また祝う【学園アリス】

祝い18 ページ19

前の雰囲気に戻ったことに安心していると


バチッと音が鳴った
音の方向を見ると、人影が見えた。
不意にさっきのスミレちゃんの話を思い出して、足先から体が怯えていくのが伝わってくる。そのゆーれい？はなにか言葉を発しこっちに来るので



「「ぎゃあああああああ」」



思わず声を出しながら逃げた




教室に戻り、その子があかりに照らされ中等部の人だということだとわかった。のばらちゃん、と言うらしい。



全然話が読めん


「もう一度、蜜柑ちゃんに、会いたくて」


ちょっとよくわかんない理由で来たのばらちゃん



「のばらちゃんって言うんだ。私佐倉A。蜜柑の双子の妹です。よろしくね」


なんとなくノリで自己紹介した


「よ、よろしくね」




「はい、お取り込み中悪いけど、午後から皆さん能力別クラスの教室の大掃除の事忘れないでねー」



とナルに引き続き


「遅いから迎えに来たぞーA、蜜柑」

と翼もやってきた



私はすぐ翼のとこに行ったが、蜜柑があほらしいことをしているのを見て馬鹿だなって率直に思った


「あ！技術系が大掃除バザーやってるっ！」


「蛍の店やん」


「技術系は個別研究室とかもあって、他のクラスより使用部屋数多いし、物もありふえ返ってるし。潜在系や体質系の掃除終わった生徒がよく手伝いのバイトに行ったりするんだよ、うちは少人数だからそう早々と掃除終わんねーし、いかねーけど」


「あ、そういえばルカぴょん蛍につかまってたなー」



可哀想に流架



はあー、、、、



不意に隣からため息がもれていた


「おっ、何じゃいきなり」


「のばらちゃんの事やねんけどな、ケーキ作りの時も思ったんやけど、なんで中等部の人て、のばらちゃんにあんな冷たいんやろう。大掃除も1人きりなんて。危険能力系ってだけであんな態度、なんか可哀想や。棗も同じ危険能力系のくせして、のばらちゃんにはなんでか冷たいし。よーちゃんには優しいのになんでやろ」


私も翼も言葉に困っていると



「まあ人にはいろんな事情があるんじゃないの？」


「あ、ほたる。早かったね」


蛍さん登場です。


「バイトに任せてきたわ」



うわ、ドンマイやなバイトさん
さっき流架が連れていかれてたから多分流架がバイトだな
でもお金もらえるならやってもいいかもなあ
けど、蛍のことやしお金はくれんやろうな

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