祝って、祝って、また祝う【学園アリス】

祝い1 ページ2

「ねえねえ、蜜柑ちゃん、Aちゃん
明日のクリスマスパーティーの準備の日、蜜柑ちゃんとAちゃんどっちの班に入るー？」



班とはいったい





「はい、そこ私語厳禁！」



と、心読みくんかわ黒板消しで叩かれる
いや普通に可哀想やわ





そのままホームルームになりましたね、はい




「明日は初中高生徒総出でパーティーの準備の日です！楽しいパーティーにするために頑張りましょう！巨大ツリーや会場の飾り付けを担当する飾りつけ班、巨大クリスマスケーキやパイ作りを担当するケーキ班。この二つに分かれて明日は作業してもらいまーす。一応班決めは立候補や推薦も受け付けますが一方に希望者が偏ったりしたらくじ引きで決めまーす」




んー、どーしましょう
正直ケーキの方が興味あるんだよなぁ
お菓子とか作るのすきだし







蜜柑side


「よーみかん！」

「翼先輩ー！」

「ケーキ班はいつものメンバー、と思ったけどAがいねーな。珍しい」

「それがな、」



(回想)



「A一緒にケーキ班いこう！」

「いいよ」




「あ、流架も一緒なんだね！」

「A、！」

「がんばろーね！」

「、うん」



クラスで二つに分かれて、ちょうど半々だと思ったら


「あちゃー、若干ケーキ班多いね。誰か変わってくれる人いるー？」

「(あー、誰も変わる気ないよなぁ、一年に一回しかないもんね。しゃーねー、蜜柑とかには悪いけど変わるかな)
わたし、かわりますよ」









「っていうのがあってなー、Aだけあっちになってもうたんよ」

「あいつ優しいとかあるもんな、残念だったなるかぴょん」

「は、はぁ！？なんでだよ！ハゲ！」



るかぴょんと翼先輩仲良いな
いつの間にあんな仲良くなったんやろか





「すごいなー、この建物。」

「これが毎年クリスマスパーティーが開かれる本部の迎賓館だよ」



きーーーっ！？



「あれが本部のクリスマスツリーだよ」

「毎年あんなでっかい木どんなで使ってこの建物の中に入れてんのか謎なんだよなぁ。こういう準備とかはだいたいフライングとかテレキネシスとかが大活躍で引っ張りだこなんだよなぁ。おれらのアリスは役立たずか」


あ、岬先生や！




どしん



はっぴよ！？





るかぴょんとことりちゃんの会話が始まり



「ご、ごめんおれ」

「あー、いいからいいから」

「まあ、るかぴょんアッチの方が嬉しいだろうな。Aいるし」

「だな」

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