イケメンアイドルガールの事件簿

事件簿Aー3『山田 涼介・中島 裕翔 誘拐事件』 ページ4

JUMP他「「「「山ちゃんと裕翔がさらわれた！？」」」」

玲子「本当ですよ！私の目の前にいたのにカーテンが開くと同時に煙みたいに2人がパッと消えて この紙が残されていたんです！」

春香「みなさん！警察に連絡しましょう！」

光「ダメだ！警察に連絡すれば2人が命を落としかねない！」

春香「でも！」

有李「今は連絡しないでおこうよ！」




A「それにしても、犯人はバカだな」

他「え？」

A「あのジェミニルビーはイミテーションだった。違うか？」

玲子「なんでわかったの？」

A「第一、通し稽古で本物を使うわけがない。それに あのジェミニルビー、中島さんと山田さんの服のボタンとぶつかった時 カランと音がした。宝石があんな軽い音を出すわけがないだろ？」

春香「凄い・・・」

A「宝石というものは、あれぐらいの大きさならラムネの瓶と同じくらいの重さ。あるいはそれ以上。本物だったら走った時に揺れるくらいであそこまで弾まないぞ。本物であそこまで弾んだらペンダントのチェーンが切れる」

宏太「君は一体、何者なんだ！」

A「アタシは八重桜 A。探偵さ」

他「探偵！？」

龍太郎「A、いつの間に探偵やってたの！？」

雄也「あー！もしかして あの有名な八重桜 A！？」

慧「知ってるの？」

雄也「IQ400の名探偵で、今までの未解決事件やその他の事件を全て解決してきた天才だよ！今まで彼女に勝った事件の犯人は一人もいないんだ！名前が同じだとは思ってたけど、まさか本物だったとは・・・」

源太「ええ！？」

A「とにかく、この事件の事は部外者には漏らすな。いいな！」







A「秋葉さん」

玲子「なに、私に用？」

A「秋葉さんと石田さんと朝田さんと滝沢さんは知り合いなんですか？」

玲子「なんでわかったのよ」

A「初対面だとすれば、みんな敬語を使うはず。でも、みんな呼びタメ。だから知り合いだと思った」

玲子「流石 名探偵。よくわかったわね」

A「それで、どこでお会いしたんですか？」

玲子「実は私達、小中学校での幼馴染みなのよ」

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