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第39話 ページ43

貴方:「ルカ君…今私の一人言聴いてた…?」
恐る恐るそう質問すると…

ルカ:「一人言…?ただ俺は廊下で立ち止まってる月島の姿を見掛けたから声を掛けただけなんだけど…」と話され…

貴方:(良かった…聞かれてなかったみたい!)とほっと胸を撫でおろしていると…

ルカ:「変な月島…」とふんわり柔かな笑顔で
私を見て笑っていたのだった。

それから部屋に戻った私は…

今日任務で貰った袋の中を確認すると…中には綺麗な色の石が数種類入っていた。

貴方:「綺麗…。これ何の石なんだろう…?
初校長は、これからの任務で役立つ筈だ…
なんて言ってたけど…。」

そう一人呟き…私は一つ綺麗な石を手に取ると
次の瞬間石が眩い光を放ち…石が姿を消す。

貴方:「え!!?石が消えちゃった…どうして??」と不思議そうに驚いていると…

私の一連の様子を…千里眼のアリスで観ていた初校長は…

初校長:「やはりね…。君は本当に面白い子だ…。これから先…君の活躍がより楽しみになったよ…。」と一人校長室で冷たい笑みを浮かべていたのだった。

それから一週間が過ぎ…前期試験の順位表が
廊下の掲示板に張り出された。

一位に、私の名前…二位が委員長と蛍ちゃん。と言う順番となっていた。

蛍、蜜柑、委員長:「おめでとう!えりかちゃん!学園に転校してきて間もないのに…一位取るなんて凄いね♪」そう3人に祝福され…

貴方:「ありがとう。でも…委員長達とは、僅か3点差だったし…2人も十分凄いと思うよ!
蜜柑ちゃんも勉強凄く頑張ってたし…
良い点取れて良かったね♪」と3人を祝福したのだった。

委員長:「学年一位には優等生賞として、
1日里帰り特典と…セントラルタウンで使える
お食事券が貰えるから…えりかちゃん早速胸を張って堂々と里帰りが出来るね♪」そう話され

貴方:「里帰りか…蓮やお義母様達元気にしてるかしら…」とふと思っていると…

蓮:「はい元気にしておりますよ…」と
背後から聞きたかった声が聞こえ…

貴方:「蓮!!!貴方…どうしてここに?
でも…ずっと逢いたかった…。」
そう話し思わず蓮に抱きつく私を見て

教室中は、「「ええぇ…!!」」と大騒ぎとなったのだった。。

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作者名:秋桜 | 作成日時:2019年3月25日 12時

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