第16話 ページ19
退院後久しぶりに初等部B組へ戻ると…
皆何事も無かった様に…いつも通り挨拶をして迎えてくれた。
中には、体の事を気に掛けてくれる子達もいて正直事件以来、皆の反応が怖くもあった為…
ホット安堵の溜め息をついたのだった。
HRの始まりを告げるチャイムが鳴り…
鳴海先生が教室へと入ってくると教室が一気に静まり返り皆鳴海先生の話に耳を傾けた。
鳴海:「皆さんおはようございます♪もうすぐ学園祭のシーズンですね♪」
そう話すと一気にクラスはお祭りモードとなりはしゃぎ出す生徒達に…
鳴海:「学園祭を通して皆さんが大きく成長し…一人前のアリス使いに慣れる様になることを期待します♪」と話し…HRは終了したのだった。
貴方:「学園祭か…ねぇ…乃木君学園祭って何をするの?」
ルカ:「学園祭って言うのは…と事細かに説明してくれ…取り敢えず能力別クラスに行って聴いてみたらいいんじゃないか?」とアドバイスをくれたのだった。
貴方:「ありがとう乃木君。」そう微笑むと…
ルカ:「いや…別に//てか呼び方ルカで言い…。」そう話教室から出ていったのだった。
貴方:「ルカ君少し顔が赤かったけど…どうしたんだろ…?変なの?」と心の中で思っていると
ふと、肝心な事に気がつく…。
「あれ…?私の能力別クラスってどこなんだろ?」そう思っていると…背後から声を掛けられた。
鳴海:「えりかちゃん♪いい忘れてたけど…
君の能力別クラスは、体質系だ♪」
「ちなみに…能力別クラスの担任は、僕だから案内がてら一緒に行こうか♪」と言い一緒に教室へ向かったのだった。
能力別クラスへ向かっている途中…
私は、鳴海先生の服の袖をキュッと掴み…
「あの…」と勇気を出して話しかけた。
貴方:「あの…先日は、病室でみっともない姿をさらしてしまって申し訳ありませんでした…。
でもお陰様で…泣いたら少しすっきりしました。」と話すと
鳴海:「ううん…全然みっともなくなんてないよ…。寧ろ教師として少しはお役に立てたなら
良かったかな…。」と笑顔で頭を撫でてくれたのだった。
お礼の挨拶を済ませた私は、アリス祭について
鳴海先生に質問すると…
体質系は、不思議な国のアリスをモチーフにした喫茶店…と体質系一番の持ち場の劇が有る事を説明され
丁度説明が終わる頃…教室へ着いた私達は…
鳴海先生の紹介で無事体質系の仲間として
向かい入れられ…その後先輩達の強い薦めで喫茶店係に任命されたのだった。
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作者名:秋桜 | 作成日時:2019年3月25日 12時