恋の確率 0.00001%【桃】

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ころんside

今日、るぅと君とななもりさんが昨日のミッションの依頼人に会いに行った





そのとき依頼人からケーキをもらったらしい





そのケーキをAにも届けてほしいとるぅと君に言われ、莉犬君と届けに来た





ピーンポーン





こ·莉｢A〜？｣






莉｢あれ、おかしいね。いつもならすぐ返事するはずなのに｣





こ｢ね…あれ？鍵開いてるよ｣





莉｢A、入るよ〜ってえ…嘘でしょ｣





僕と莉犬君の前に現れたのは見覚えのない男の靴





こ｢まさか、Aにかぎって男と遊んでるなんてこと…そんなのありえない｣





莉｢もしかしたら、無理やり入られたのかも…？｣





こ｢Aだから多分拘束して事情聴取してるかも｣





莉｢とりあえず行ってみよ｣





僕と莉犬君は、おそるおそるリビングへと向かった





こ｢開けるよ…せーのっ｣







『ころん君と莉犬君…？どうして？』





莉｢いや、こっちがどうしてって言いたいんだけど。何で男の靴があるわけ？｣






『男の靴…？何で？』





こ｢さすがの演技力だね。でも、隠れてるのバレバレ｣





『隠れてる…何が？』





莉｢何がって、男だよ。男のわりにはいい匂いする男だね。もうバレてるんだから出てきなよ｣





さ｢…どうも｣






え、昨日のさとみさん…？！何で…





『負けた…』





莉｢さ、さとみ君？！何で？｣





こ｢まさかAを使ってる組の情報を引き出そうとしてるんじゃ…｣





さ｢いや、俺はただAちゃんとゲームをしてただけなんすけど｣





『そうだよ。組のことは一言も喋ってないよ』






莉｢休日にふ、二人でゲームとは、ど、どどういう関係なのかな？｣





さ｢別に何の関係もねーよ。ただのゲーム友達｣





『そう！さとみ君すっごい上手なんだよ！二人も一緒にやる？』






こ｢あ、うん…｣





莉｢俺もやる…｣






そうしてさとみさんとAとゲームをすることになった






〜30分後〜

こ｢何でそんな速いの？！チート？！｣






莉｢あ、俺もうだめだ…｣





『莉犬君にだけは負けない…』






さ｢よし、10連勝目〜｣





こ｢っもう一回！｣





さ｢喜んで〜｣





そうして時は過ぎ、午後６時





莉｢じぁあAとさとみ君またねー｣





こ｢じゃあね。さとみ君、Aと会ってるところ見られたら、面倒になるから気をつけてね｣





そう言って僕と莉犬君はAの家を出た

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