短編集**Jr. SZ JW

彼氏の風格　岩橋玄樹 ページ3

喧嘩中なのに、可愛くて思わず笑っちゃう。



玄樹「！？…何で笑うの？」


「いや…ふふ、だって」



そう言うと

膨らましていた頬を、破裂するんじゃないかって位更に膨らます玄樹。




ああもう、それが可愛いんだって。


自爆してるの気づいてんのかな。






「ごめんね？違うの、玄樹が」


玄樹「僕が何さ」




約束してたデート、私の都合で行けなくなって

玄樹があまりにも機嫌悪くなっちゃうから。

喧嘩になった。






「可愛いよね、玄樹、怒ってても可愛いんだからずるい」


玄樹「なにその言い方！別に狙ってやってるわけじゃないから！」






いつのまに笑いあってる２人





これも玄樹のおかげというところだろうか。






・







「私もデート行きたかったよ」


玄樹「じゃないと困る」


「それだけは分かって？」





はあ、ってあからさまなため息ついて




玄樹「僕が一緒にいないと、どんくさいからすぐ転けたりするでしょ？そういう意味でも一緒にいたいの」


「…私は玄樹の妹か子供ですか」


玄樹「僕の彼女でしょ」





可愛くて頼りがいのある彼氏。


なんて最高な。

嘘つきは泥棒の始まり　神宮寺勇太→←愛だね　平野紫耀

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